「噓と煙の味」スモーク sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
噓と煙の味
1990年、ブルックリンでタバコ屋を営むオーギー。常連客のポールは作家だが、身重の妻が事件に巻き込まれ急死してからスランプだった。そんなポールがラシード少年と知り合い、彼を世話する。
ラシードは、口から出まかせばかり。真相を知った後のサイラスとラシードの、ふてくされた感じが微妙で面白い。他にも小さな嘘がちょこちょこあるが、終盤の回想にしみじみ。語り過ぎないのが良い、目立たないがとても味がある作品、これは煙の味なんだな。
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