スターシップ・トゥルーパーズのレビュー・感想・評価
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美女にも容赦ない(笑)
公開時映画館で観て以来の視聴。こんなにグロくてエッチだったんですね、忘れてました。
矢継ぎ早な展開でテンポがよく、退屈はしない。ご都合主義すぎる感も否めないが、美女も含めてズバズバッ、グサグサッと容赦ない描写連発で、ある意味挑戦的な映画。
音楽もいろんな番組で今でもよく多用される印象深い曲。
主人公の故郷がやられるところは、戦いに身を投じる動機づけとしてもうちょっと丁寧に描いて欲しかった。
戦争映画、反戦映画とのコメント多いみたいですが、戦争映画ではあっても反戦映画ではないと思います。ハッピーエンドなので。製作者の意図はわからないけど...
蛇足ですが、宇宙船が爆発するシーンは銀河英雄伝説を実写化したみたいに思えました。
風刺!グロ!…痛烈にヴァーホーヴェン節炸裂!
思い出しレビュー25本目。
『スターシップ・トゥルーパーズ』
鬼才の鬼才っぷりが遺憾なく発揮されたSFアクションの快作!
戦争への風刺、グロ描写が強烈インパクト!
俺たちは強い!俺たちは絶対勝つ!…意気揚々と戦地へ赴くも、それはものの見事に挫かれた。
絶対勝てる戦争など無い。敵への過小評価。
串刺し、切断…見るも無惨なやられっぷり。
ヴァーホーヴェン節が痛烈だ。
そういう意味合いも込めつつ、SFアクションとしてもワクワクするほど面白い。
巨大宇宙バグを駆逐せよ!…という分かり易さ。
主人公の成長。
バグズのビジュアルも秀逸。
無数のバグズが大地を疾走しながら覆い尽くすあのシーンは、絶望と共に圧巻であった。
その後シリーズ化されるも、B級的になったり、CGアニメになったり。
やっぱりヴァーホーヴェン節炸裂のこの第1作目が最高だ!
唯一無二のSF
この世界観、映像…「SF映画」としてはだいぶ浮世離れしていると思うが、それでも違和感無く観賞することが出来るのはポール・ヴァーホーヴェン監督だからだろうか。私は彼の監督作品の中で最も気に入っているのだが、本作(本シリーズ)は"グロくてキモい"ため、人には中々勧めにくい作品である。
こういう映画は好きな人だけ愛せば良いのだろうか。また、同年代のSF作品と比べると、小道具のチープさを感じるのだが、そのB級感のある雰囲気もポール・ヴァーホーヴェン監督の持ち味と言える。
本作はSF戦争映画という言葉が最も当てはまるのだが、徹底的に反戦思想を固めているのがミソである。本作を観て地球連邦軍のやり方に多少の不信感を抱いたり、あからさまなニュース映像もその思想を助長している。ニュース中の台詞、「もっと知りたいですか?(日本語吹き替えは確かそうだった)」 は好きな台詞の1つだが、良い所だけ切り取る様なニュース映像と、戦地では腕が千切れ、内蔵が飛び出して苦しみながら死んでいく機動歩兵隊がわんさかいるのである。兵士になれば市民権を得られるというトンデモ設定も反戦思想の現れだろう。
昆虫型エイリアンの大群、無惨な機動歩兵隊の遺体の数々、突然のサービスショット等のB級スタイルの超A級大作、未来に残したい名作だと思う。主演のキャスパー・ヴァン・ディーンは本作以降大作に恵まれず、「エイリアン2」のランス・ヘンリクセンと同じ運命を辿ったが、今どうしているのだろうか。。。
“死ぬ”か、“クビ”になるまで!!
普通に日常生活でも(主に仕事の場合)使えそうなセリフはあるし、甘酸っぱい青春ものなど、見方とにかく多種多様!開始時点で人類側は絶賛劣勢状態だし(何が良いって基本武装がマシンガンってところが乙!ビームガンとか変にSFギミックアピールされても萎える)、そこからの大逆転がまあシンプルで入りやすい。気を衒わず猛ストレートの王道ものにしたのもGJ!
キャラにしても、エースやディジー、カールや隊長(&リコたちの担任)ラズチャックに、最後美味しく再登場する訓練教官ズィムなどなど、皆みんなキャラ設定がいちいち拳を握っちゃうほど!特にディジーはマジでどんどん可愛くなっていくんだから(一途なのがなお可愛い)、バーホーベン恐るべし&リコ、羨ましいぞ本当!!
粋なやり取り、掛け合いとかも随所に沢山詰まってるから、どうか一人でも見てほしい!単にSF戦争ものを堪能するのも絶対良し!それにディジーの可愛見たさで映画を見たいという人も!
地球連邦軍へようこそ!
敵は昆虫という、どうみてもB級SF映画的なイメージでしたが、蓋を開けてみるとビックリ!
凄くリアルな戦争映画!
最前線へ送り込まれる歩兵部隊の描写は容赦なく、本当にリアル!
恐怖すら覚えました。
観客に訴えかけるような作りになっているのも良い!
すっげぇーっ!となってしまう映画でした。
ちなみに2は観なく良いと思います。3は興味があれば…(笑)
凄い
この監督、どっかで聞いたことあると思ったら2011年のブルータス「Life is a Movie」特集に出ていた。
それによると子供の頃に見た第二次世界大戦の記憶がこの映像につながったと。当時は「現実が究極のSFだった」とのこと
単純明快 昆虫怪獣SF戦争映画
面白い。
SF映画としても切り口が巨大昆虫で往年のゴジラ映画、ウルトラマンに親しんでいる世代には面白い。
キングコング、ゴジラ、ウルトラマン、進撃など未知の巨人との戦争ストーリーはウケるみたいな。
特段ひねったストーリーではなく、気持ち悪い昆虫をバッタバッタと殺して駆除?する。
喰われるグロシーンもあるんである意味恐怖パニックホラー映画かも。 湾岸戦争後かな。米軍人募集用ポスター的でストレートな健全映画。
とにかく濃い内容に唖然
とにかく濃い。二時間たらずに見せ場だらけ。
仲間が死ぬわ死ぬわで、唖然とする。
リコの戦死、まででも一本の映画を見たくらいの気分になるのに、そこはまだ折り返し。
現物セットとCGの割合は半々くらいでしょうか。いまならほとんどをCGでやるであろう箇所も現物感満載。セットも火薬もふんだんに使ってとてもバブリー。やりきったグロもまたすごい。
子供が虫を踏んづけるシーンなんて、ハートの弱い人なら卒倒しかねないと思う。
ラストの締め方もまた怖ろしい。風刺なのか本気なのか軍国主義的な発想をずばっと前面に押し出してくる。
当時アメリカで、コレ見て本気で軍隊に入って戦いたいと思ったお子様がいたんじゃなかろうか。知らんが……。
すばらしいです。
グロい!キモい!面白い!
「宇宙の戦士」の実写映画化です。
監督はポール・ヴァーホーベン。本作は彼の監督作品の中でも1番だと思います。
「ロボコップ」、「トータル・リコール」も良いですが、本作のなんとも言えぬ感じが大好きです。
グロが強いので観る人を選びますが、マニアにはたまらない。
戦争を強調した雰囲気ですが、実際は反戦的な思想が描かれているんですね。
昆虫型エイリアン「バグ」と、地球連邦軍の起動歩兵隊の戦いは一度観たら忘れられないインパクトです。
バグの造形も独創的で素晴らしい。
是非未来に残したい映画。
ただ、主演のキャスパー・ヴァン・ディーンは本作以降大作には出演してないんですね…
マイケル・パレと同じ道をたどってまーす(^-^ゞ
どうして「3」がレビューできないのだ(泣)
まず、ショックなことは「スターシップ・トゥルーパーズ3」を検索しても「該当作品がありません」とファンにとっては死刑宣告にも等しいコメントがでてくることだ・・・。
パート1は、いろいろな意味で巨匠のヴァーホーベンが、勇ましい戦争娯楽映画の体を装いつつ、実は立派な反米反戦テーマを描いていたとんでもない珠玉の作品だった。
パート2は一転してDVD用に規模が縮小され、低予算ながらも、金が無いなら無いなりにに工夫しているのがわかる、まるで広島カープのような作品だった。
そして、テーマも相変わらず反戦と、主張の一貫性をブレることなく謳いあげた。
で、待望のパート3。無論、僕の住む近くでは劇場公開など無く、DVDにて鑑賞。
ついに、「マローダー」登場。リコの復帰。
ファンならば感泣必死の展開も、全国的には全く持ってマイナーな本作。
全体的な戦闘もパート1から変わらず、人類は武装した歩兵が立ち向かうのみ(苦笑)。物凄いテクノロジーを人類は持っているのに航空支援の一つも無いのはなぜだ?という突込みを無視するかのごとく、兵隊は戦国時代の足軽よろしく、雄たけびをあげて勇ましく突撃。そしてバグスの餌に。
この辺の展開はもう、ホント水戸黄門のようにまるで変わらない。
そして、テーマはやっぱり「反戦」。
なんだか3作通して全くブレの無い、その姿勢は感服せざるを得ないシリーズになっている。
ここまで徹底してくれると清清しさすら感じる。
続編が出るかどうかは解らないが、できることならこのノリを崩さず続けていって欲しいと願う。
せめて「3」の作品検索で出て来てくれるように願う。
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