「ネタバレには呉々もご注意を!」真実の行方 arakazuさんの映画レビュー(感想・評価)
ネタバレには呉々もご注意を!
クリックして本文を読む
先日観た『サイド・エフェクト』繋がりで、未見だった今作を鑑賞。
という訳で、今作のネタバレうっかり知ってしまった上の鑑賞になってしまった。
まったく何の情報も先入観もなしに観ていたら多分ラストで、呆然とするリチャード・ギア演じるマーティンに感情移入して共に呆然と出来たのだろうが、今作のオチが“詐病”だということを知っていたので、驚きという意味では残念だった。
但し、今作の最大の見所が、その“オチ”であり、所謂“ジキルとハイド”、アーロンとロイの
真逆のキャラクターを演じるエドワード・ノートンの演技だということで、その“オチ”を知った上観ると面白さが半減してしまうも事実。
この“オチ”で驚かせることが第一の目的のようになってしまって、アーロンは大司教殺害をどのように計画したのか?そもそも父親からは本当に虐待されていたのか?という事件までの経緯についてはまったく描かれていないのは少し物足りない。
確かに、今作がエドワード・ノートンの出世作になったのは間違いないだろうが。
コメントする