劇場公開日 1996年11月2日

「専門家を騙せるものなのか」真実の行方 根岸 圭一さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0専門家を騙せるものなのか

2024年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 スリリングで二転三転する法廷もののストーリーは、ビリー・ワイルダー監督の『情婦』を思わせられ面白かった。

 エドワード・ノートン演じるアーロンが二重人格を演じていたが、いくら二重人格の演技が上手くても、専門家には看破されるものなんじゃないかと思ったが、どうなのだろう。それとも本物のサイコパスなので、演技というレベルではなく、別人格に完全になり切ることができるのだろうか。

根岸 圭一