「オチを受けて振り返ると???」真実の行方 たつじんさんの映画レビュー(感想・評価)
オチを受けて振り返ると???
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大司教殺害の犯人を求めて軽快なテンポで進むストーリーは優秀でしたが、オチがわかってストーリーを振り返るとなんだか腑に落ちない。なるほどー!って全くならなかったんで、点数を落としました。
結局、全てをロイが演じていたんですが、それはいつからなのでしょうか?
育ての親である大司教に出会った時にはアーロンでないと、ビデオに出ているのもアーロンだし、多分辻褄が合わないことが多くなるのですが、そうなるとロイは周りの人を全てだまして生きてきたということになります。
ビデオ撮影時にその屈辱を耐えたはずのロイは、裁判の最後になぜロイとして暴れてしまうのでしょうか?ビデオ撮影時に暴れて、大司教を殺してしまってもおかしくないのでは?と思いませんか?
また、大司教が関連していた不動産投資の話は必要でしょうか?個人的にはてっきり地元の大物達の不正を暴くことになるような展開もあるかな?と思いましたが、結局事件とは直接は関係なく収束してしまいました。制作側がミスリードさせるために入れたエピソードにしか思えませんでした。
評判の良いどんでん返し映画ということで、それ以上の知識を入れずに見たのですが、どんでん返しされたあとの納得感が得られない駄作でしたね。
ちなみに出演者の方々の演技は素晴らしいと感じました。
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