「【カトリック教徒の長年秘匿されていた性的犯罪と共に、被疑者を演じた若きエドワード・ノートンの豹変演技の凄みが炸裂する作品。】」真実の行方 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【カトリック教徒の長年秘匿されていた性的犯罪と共に、被疑者を演じた若きエドワード・ノートンの豹変演技の凄みが炸裂する作品。】
クリックして本文を読む
■シカゴの大司教が惨殺され、彼の侍者だった青年アーロン(エドワード・ノートン)が逮捕される。
名声に貪欲な辣腕弁護士マーティン(リチャード・ギア)は、無償でアーロンの弁護を引き受け、元恋人の検事ジャネット(ローラ・リニー)と対決することに。
やがて、アーロンの精神分析を担当した女医(フランシス・マクドーマンド)が驚きの事実を掴む。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作は序盤は、フランシス・オゾン監督の「グレイス・オブ・ゴッド 告発の時」を想起させる展開で物語は進む。
ー 大司教が、使途の若き男女に行わせていた卑劣なる事実。ー
・だが、それまで被疑者として扱われていたアーロン(エドワード・ノートン)が幼き時から父親に性的虐待を受けていたために、現れた別人格の凶暴なロイ。
<今作は法廷劇の中、真の姿を現したロイを演じたエドワード・ノートンが、全てを持って行った怪作である。>
コメントする