「原題の意味するところは?」真実の行方 かつさんの映画レビュー(感想・評価)
原題の意味するところは?
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やっぱり一番の見どころは、ラスト5分のどんでん返し!。。なんですが、直前にビリー・ワイルダーの「情婦」を鑑賞していて、同じ法廷論争もので、同じどんでん返しテーマの作品だったので、このオチ(ロイが主人格で、真犯人)は少し予測がしやすかったです。アーロン人格は存在しなかった展開はなかなかの驚きでしたが。登場人物たちもそこまで魅力的には映らず、キリスト教徒じゃないので、大司祭の所業に対しての衝撃度もあまりなく、どんでん返しのひっくり返し方も、「情婦」のような今までストーリー全てがひっくり返る衝撃、爽快さに比較すると、けっこう平凡な作品と感じてしまいました。同じジャンルの作品を連続して鑑賞するときには、注意が必要ですね(汗)ロイの最後の真相告白の時のある種の恐怖を引き立てる雰囲気はよかった。
邦題は、「真実の行方」と直球でしたが、原題は、「PRIMAL FEAR(根源的な恐怖)」。この題名の意味することはなんでしょうかね?「今見ている感じている現実は、根本的に間違ったいるかもしれない恐怖」?「明らかになった真相すらも、真相ではないかもしれない恐怖」?このあたりを掘り下げて考えてみてもおもしろいかも♫と思いました。
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