「theory of illusion of truth」真実の行方 Roy60Jinさんの映画レビュー(感想・評価)
theory of illusion of truth
法廷を舞台に、大司教殺害事件の被疑者の無罪を証明しようと奮闘するストーリー。
最初は普通の推理物のように思えましたが、最後まで観た結果、物語の核心は真実の歪みあいにあるように思いました。そして、その果てで恐怖の原型(primal fear)を体験することが肝なんだと感じました。
ただ、恐怖の真理を探求したというよりかは、人間の愚かさが謎と恐怖を作り出しているところが、サスペンスとホラーのどっちつかず感につながっており、面白かったけれど、物足りなさが少しありました。
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