劇場公開日 1938年4月

「迷惑カップル」新婚道中記 Takehiroさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0迷惑カップル

2018年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

実に昭和12年の作品だそうだが、現在のアメリカはもちろん、日本も離婚だらけになってしまい、何が失敗しているのか、教育の失敗なのだろうが、この時代で既に離婚裁判の場面になってしまった。親権争いがメインで、それが犬の取り合いだという。なんなのだろうこの映画は。そしてすぐに新たな男が登場してきて。しかしなんだか元のさやに戻るんだろうと予想してしまうが、『フィラデルフィア物語』を薄っすらと思い出したら、男は同じケーリー・グラントだった。男はさらに一人増えて、誤解もあるのだが、そして一人は減り、もう一人は誤解だから。ところが、じつは女のほうが主人と元に戻りたかったのだが、男のほうが新しい恋人が出来たようで。ではどうなっていくのか。
人騒がせな狂言カップルみたいで脇役たちのほうがかわいそうな気もしたような、時間つぶして損したような気にもなるような、この映画の時代からやたら面白いものは増えたからか。

Takehiro