劇場公開日 1950年9月26日

「記念すべきディズニー長編アニメーションの1作目」白雪姫(1937) チヨさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0記念すべきディズニー長編アニメーションの1作目

2023年5月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

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ディズニーは好きだけれどもしっかりと映画作品を見たのはほんの数作品・・・
2023年、ディズニー創立100周年ということもあり、いっそのことこれを機会に自分の感想を添えながらこれまでの作品の軌跡を追っていきたいと思い初めて見ました。
そんな突拍子もない企画の第一弾、ディズニーだから一番最初はミッキーが主役の「ファンタズミック」かどうしようか悩んだ結果、一番始めにウォルトが作った長編アニメーション「白雪姫」視聴することに決定!!

話の内容は知っているもののディズニーの白雪姫をきちんと見たのはこれが初めてでした。
白雪と小人とのふれあいのシーンが多くて小人と森の動物たち出てくるシーンでは常にコメディ色の強い作品。当時は短編アニメーション映画しかなく、そのほとんどがコメディタッチの作品だったとか、白雪姫は長編映画、喜怒哀楽の感情豊かなストーリーを子どもたちが見ていて飽きさせないようにベースにコメディを置いたとのことで、森の動物たちや、小人は感情豊かに。そして白雪姫の家庭的で母性あふれる優しい性格ともマッチして王道のストーリーであると同時に私は温かいホームコメディ映画にも見えました。

個人的に好きなキャラクターは7人の小人、彼らなくしてこの作品は語れないんじゃないかと思うほど、だけれども7人の小人のうち「ドック/先生」、「グランピー/おこりんぼ」、「ドーピー/おとぼけ」しかキャラが立ってないような気がして少し残念。
とはいえ、皆で手を洗うシーンや白雪をおもてなしするシーン、いってきますのキスのシーンなどどれを取っても小人たちの魅力が詰まった愛おしいシーンばかりでした。

当時の技術からしてみたら、この作品はまさにアニメーション映画界の英知の結晶であると言えるほどのクオリティーの高さだったのではないかと感じます😊

チヨ