知らなすぎた男

劇場公開日:

解説

参加型ゲームに参加した男が本物のスパイと間違われ大騒動を巻き起こすコメディ。監督は「コピーキャット」のジョン・アミエル。ロバート・ファラー(「薔薇の名前」)の原作を基に、脚本はファラーと「F/X2 イリュージョンの逆転」の監督でもあるハワード・フランクリンが共同で執筆。製作は「ゲーム」のアーノン・ミルチャンと「ヒート」のマイケル・ネイサンソン、「シリアル・ママ」のマーク・ターロフ。製作総指揮は「ゴールデンアイ」のエリザベス・ロビンソンと「グッドマン・イン・アフリカ」のジョー・ガラッチョロ・Jr.。撮影は「メイフィールドの怪人たち」のロバート・スティーヴンズ。音楽は「スピーシーズ・種の起源」のクリストファー・ヤング。美術は「死の接吻」のジム・クレイ。出演は「小さな贈りもの」のビル・マーレー、「モンタージュ 証拠死体」のピーター・ギャラガー、「グッドマン・イン・アフリカ」のジョアン・ウォーリー=キルマーほか。

1998年製作/94分/アメリカ
原題:The Man Who Knew Too Little
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1998年11月21日

ストーリー

アイオワ州のビデオ店に務めるウォレス(ビル・マーレー)はロンドンに住む弟(ピーター・ギャラガー)の家で「ライブ劇場」のチケットを贈られる。それは、参加者がプロの俳優に混じって街中でドラマを演じることができる演劇ゲームだった。打ち合わせ通りに電話ボックスヘ行くと、「女を始末しろ」と電話が。ウォレスは劇場の指示だと思い、指定場所へ赴くが、それは本物の殺し屋にあてられたメッセージだった。指定された家には美女、ローリー(ジョアン・ウォリー=-キルマー)がいた。彼女は要人の陰謀を綴った手紙を持っていたため、諜報部に狙われていた。すべてが演技だと思っているウォレスは彼女のセリフに感心し、違う筋書きを考える。手紙をネタに英国諜報部のロジャー(リチャード・ウィルソン)をゆずり、三百万ポンドを要求したのだ。銃も死体もニセ物だと思っているウォレスはスーパーマン並みに大活躍、英国とロシアの平和条約成立の祝賀パーティヘ潜り込む。平和条約の破棄を望む英国・ロシアの諜報部は時限爆弾を仕掛けたマトーシュカ人形を会場に設置していた。紛れ込んだウォレスは人形を手に踊り出してしまう。そこへ殺し屋がやってきてウォレスを狙撃、たまたま手にしていた人形に矢が当たり、爆発を食い止める。ロジャーたちはウォレスを恐れ、金を渡す。ウォレスはローリーをしっかりと抱きしめた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0やはり、ビル・マーレーは♥

2023年6月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.5勘違いと偶然の連続に拍手喝采

2023年3月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

素晴らしい展開とスピード感あるストーリーは圧巻でした。
映画の楽しさが凝縮されていました。
傑作ですね。

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tuna

3.5意外に人生の本質を語っていたりして

2023年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ベースとしては完全なコメディなのだけれども、実際の世の中も「真剣にやっているけれども、所詮浮世の中のお芝居なのさ」的感じがあって共感するものがある。

パロディ、コメディの類も完成度が高いといいですね。

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にこにこどり

3.5本人は体験型演劇ゲームを楽しんでいるつもりで、実は爆弾テロ計画に巻...

2023年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

本人は体験型演劇ゲームを楽しんでいるつもりで、実は爆弾テロ計画に巻き込まれていた。
本人はノリノリで演じており、やることなすこと全てがはまって、相手からも凄腕の殺し屋だと勘違いされ、気づかないうちにテロを防止していたというのが終始おもしろい。

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省二
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