食人族のレビュー・感想・評価
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食人要素、意外に少ない
カルト映画って、実際見ると「なんだこんなもんかぁ」となることが多いのですが、本作はまさにそのパターンで。
連絡が途絶えたクルーを探しに行く前半と、そこで発見したフィルム(というテイの特撮)を流す後半、という組み立てですが、まず前半がかなり退屈。話がなかなか進まず、残虐表現もないに等しい。まずここで肩透かし感がすごいです。
で、いよいよ後半のフィルムスタートとなるわけですが、これもまたなかなか本題に入らない…
しかも未開の原住民がなんかする前にクルー側が先に色々やらかすんで、最初から感情移入の矛先が原住民側に。
ようやく食人祭りになった!と思ったらとてもあっさりフィルムが完。
えぇ…このワクワクを返してくれよ…
いや、悪趣味さはそりゃあ凄かったですよ。
人権、モラル、知りません!的な。
ヤラセと言いつつ実際の処刑映像や動物虐殺使ってたりするのも実に皮肉的で上手いというか。
ただ、やはりねぇ…あまりのネームバリューに期待し過ぎた感は否めず…
裏テーマと言える「原住民と都会人、野蛮なのはどっちだ」の件も、作中人物に思いっきりそのテーマ言わせてるし、どっから見てもクルーの方が蛮族極まってるので考える余地もないというか。
キワモノ好きとしては、見といて損はない作品ではありましたが、特に2回目を観たいとは思わなかったですね…
エグ味は堪能出来るのだが…
人が人を喰う。ニュアンスではなくフィジカルな意味合いで、貪り喰らうのがこの作品の醍醐味。ゾンビだけでは物足りなく、更なるリアリティが欲しいとルジェロ・デオダートは負けじとイタリアンのエグ味と表裏一体のサービス精神で作り上げた名作である。美術も最高であり、特にキーアートにもされている串刺し死体は見事しか良いようがない。後にも先にもない素晴らしい美術である。
確かに面白いのだが、この時代だから許された動物虐待のシーンには今でも不快さが募る。作品のために殺された動物たちにとてつもない悲しみと憤りを感じてしまう。カルト的な名作ではあっても、私の中では最低最悪の糾弾すべきクズ作品という思いもあって、未だに自分の中でスッキリとした評価が出せない複雑な作品である。
ヤコペッティ作品やらスナッフとかの系統
当時劇場で見た時は本物だと思っていたのでかなり衝撃でした
あとフェイクの中に亀のシーンとかガチのやつもあるんで作りは巧妙ですよね その頃は劇場でジャンクやカランバやらを平気で公開していたので 今考えるとどうかしてますね!
それとカメラのブレが激しい場面あるので画面酔いするので注意です。
今なら海外のそっち系の動画で事故や殺人やイスラム国の処刑やらメキシコマフィアの敵を解体するシーンとか平気で見れる環境なので 昔は食人族で騒いで居たのが懐かしいですね
あとブレアウィッチが影響されてるのがよくわかります
最後に食人族って日本タイトルはランボーレベルで傑作だと思います バス男とかおつむてんてんクリニックみたいなゴミタイトルもあるし
なぜ今頃リマスター
愚か者が報いを受けただけ
ホラーじゃないような
もうタイトルから嫌な予感はしていたけど、蓋をあけてみたら
悪いのは原住民ではなく…という
こわいというより、気持ち悪い系
意外と原住民たちは自分たちのルールに従っているし、理性もあるから怖くない
しょっちゅうシーンが都市部とアマゾンにいったりきたりするのが
ちょっとしんどかった
こんなタイトルつけるなら、もっと突き抜けてホラーにしたらいいのに、
変にラストが意味深だからそこまで怖くない
悪趣味は悪趣味だが…
ストーリーは簡単に書いてあるのでそちらにてご確認を。
他の映画サイトなんかでは結末込みの記載がありますので。
行方不明になったテレビの撮影クルー4人だったと思うが…
を探しに出た学者の視点で物語は展開。
したがって序盤は退屈。
原住民とふれ合う展開だから。
しかし、結末を迎えラストの字幕、「悪いのはどっちだ!」を見た時に、「中々上手く描いてたな。」と妙に感心してしまったもんだ
この作品簡単に言えばこうゆうことだと思う。
現在住んでいるエリアに、腹を空かして人間を襲った肉食動物が徘徊中だとしよう。
人間はどうするか?
脅威を感じ麻酔銃で眠らせて動物園送りにするか射殺の2択でしょう。
後者の可能性が高いが。
結局食された方々も同じ。
旅の過程で出会った食人族の方々に散々悪さをしました。
その結果、脅威を感じた食人族の皆様流に処刑されました。
まぁ、最初は退屈に思えたが、終わってみれば、対極的な文明人の姿を見せながら物語を展開させたのは良かったんじゃないかな。
探しに出た学者は、食人族の生活やら文化にふれ合いながら理解しようと頑張った結果、無事に生還。
食された方々は、理解しようともせず見下し悪行三昧の結果、食された。
「悪いのはどっちだ!」
ラストの字幕が印象に残る作品でした。
ってか、この作品観賞してまともに感想書くとは思いませんでした。
当時劇場の大画面で予告編見た時には、「誰が金払ってこんなの見るんだ?」と素直に思った小学生だったもんで。(笑)
ちなみに、印象の項目にチェック入れないと投稿出来ないなら選択肢増やしてくれ。
該当するものがない…(涙)
オマケ
テレビクルーの展開で進めた作品が『食人族2』と思える。
普通に物語を展開させてるので面白くとも何ともないです。
さらに『食人族vsコマンドー』もありますが、敵を食人族に置き換えだけで、
内容は『プレデター』となってます。
さてさて…
食人ジャンルは何処へ向かうのやら…
もう制作はされないと思うが。(笑)
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