ジョーズのレビュー・感想・評価
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改めて…。男の映画
改めて午前10時の映画祭で劇場鑑賞。水際の撮影、音楽の使い方、ショッカーとしてのスピルバーグの演出、スピルバーグ映画ここに極まりって感じです。ロバート・ショー、ロイ・シャイダー、リチャード・ドレイファス、3人でお酒を楽しく飲むシーン好きです。スピルバーグとしては珍しく男の映画ですよね。
何度観ても「すべらなーい!」
初めて鑑賞したのは、今から40年以上前 小学校3年生の時。以来、DVDやテレビ放送で数えきれない位観ている。しかし昨日 「午前10時の映画祭」で、もう一度大スクリーンで観たくなって行ってきた。「ジョーズ」が大好きというより「ジョーズ」フェチであろう。この時代 CGは無い、しかしスピルバーグをはじめ スタッフ一同、そして主演の3人の情熱が未だに色褪せない傑作を生み出したように感じる。この作品の出現により、ラストの一発逆転劇がお約束になったハリウッド映画だが、このカタルシスを上回る作品にはお目にかかれていないように思う。 今や すっかり消化番組になってしまった、ダウンタウン松本の「すべらない話し」の初期の頃の謳い文句は「本当に面白い話しは、何度聞いても すべらなーい!」だった。 正にこの作品は私の中で、何度観ても「すべらない映画」の1つなのです。
何十年経っても色褪せないデジャヴに満ちたパニック映画の金字塔
午前十時の映画祭にて鑑賞。海水浴客を待つ初夏のアミティ島の海岸に打ち上げられた遺体。ニューヨークから越してきた警察署長のブロディはサメに襲われたと直感、海岸を閉鎖しようとするが、町の検死官は船のスクリューに巻き込まれたと判定。市長他は強引に海開きを強行するが・・・からのあらすじは書くだけ野暮。ほぼ半世紀前の作品ですがどこを切り取っても斬新。初公開以降無数の作品に影響を与え引用されまくっているのにちっとも色褪せない突き抜けたカットだけで構成されていると言っても過言ではないです。筋立てもやはり斬新。初公開当時はグランドホテル方式のパニック映画が全盛、すなわち様々な登場人物が織りなすドラマの数珠繋ぎが主流だったわけですが、これにはそれが爽快なくらいに端折られていてせいぜい海洋学者フーパーがなぜサメに魅せられたのかを語る程度。ブロディ署長がなぜニューヨークを離れたのか、彼がなぜ海を恐れるのか、クイントがなぜサメ退治に執着しているのか、いくらでも膨らませられそうなネタは放ったらかし。アミティ島の喧騒が占める前半とブロディ、フーバー、クイント対ホオジロザメだけの後半というソリッドな設定にくだらないギャグや辛辣な風刺をバンバンブチ込んでクライマックスに向けて加速していく演出は圧巻、というかまだ27歳なのに作家性が完成していることに驚きます。反目し合っていたクイントとフーバーがサメに襲われた時の古傷を見せ合ってるうちに仲良くなるカットは『リーサルウェポン3』に引用されているなとか山ほどデジャヴもあって何とも芳醇な2時間でした。
映画館で観るべき作品
これは映画館の大スクリーンで観るべき作品。映画を観ていてビクッと驚くことは殆んど無いのだが、クライマックスでのジョーズの圧倒的な迫力に体が反射的に反応しかなり驚いた。内容はいまさら語るまでもなくジョン・ウィリアムズの恐怖を煽る音楽と教科書のようなストーリー演出が素晴らしい。
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2019-84
新世界より第4楽章と似てる♪
あまりにも有名な冒頭のシーン。サメのロボットの話題にしても当時からいろいろと聞いていたし、映画製作の裏話にも事欠かない。
アミティ島では夏が稼ぎ時。赴任して間もないブロディ(シャイダー)はすぐにでも遊泳禁止の措置を取りたいのに議会の承認が必要だと牽制される。事件が起こったのは海開き前。それだけで3人の犠牲者が・・・しかし、市長は海開きを決定してしまう。
最初に捕らえたサメにハエがたかっていたり、かなり凝っているところもあるし、人喰いざめをなかなか見せない演出は巧いとしか言いようがない。こどものいたずらもストーリーに入れたり、食いちぎられた足なんてのをリアルに見せたり・・・
3人が乗り込んだ船はオルカ号!タルをつけたモリを撃ちこんだ後の彼らの会話が結構面白かったりする。ショウとドレイファス傷自慢、インディアナポリス号にて広島に原爆を運んだ後、日本軍に沈没させられ、サメの恐怖にさらされた経験談。
まぁ、最後は何度も観てるから感動もないけど、ドレイファスはいつ見ても死んだものだと勘違いしてしまうなぁ・・・
サメ映画の金字塔
全てのパニック、モンスター系?の先駆的な作品。
迫力ある描写に映像と色褪せることは無いサスペンス映画としても逸品。
作り物には見えない全然ショボさも感じられないサメのリアルさに撮影の巧さとスピルバーグの手腕が光る。
誰もが聴いたことのある音楽も素晴らしい。
久々に観たら
やはりサメ映画の決定版とも言える作品。
この作品以降、『ディープブルー』まで20年以上サメ映画は不毛の地であったが、その事が如何に『ジョーズ』が名作であったかを裏付ける証拠と思う。
登場人物もきっちり揃っており、観光地であるが故にそれを優先し犠牲者を増やす事業者と首長(笑)
よそ者であるが故に馴染めない警察署長と
サメ狩りに燃える変わり者の船長とサメ大好きの研究者のトリオがオルカ号でサメ退治するのが燃える(笑)
樽が浮かんでくるエピソードやケージに入って戦うなど盛り上げておいてのラストはホッとする。
古くささはあるが、今見ても色褪せないサメ映画です。
今や古典的な名作、やはり何度見ても面白い。見ずには死ねない1本です...
今や古典的な名作、やはり何度見ても面白い。見ずには死ねない1本です。
まずは音楽、これ聞くだけでドキドキです。そして冒頭の襲われるシーンからもう怖い。
ことをごまかそうとするバカ市長。次の犠牲者はまさかの…もう恐怖のどん底です。
サメを退治すべく出港する中盤からはもう目は画面に釘付け、エンディングまで全く気を抜けません。
これ以降、多くの関連作品が出来たのはご存知の通り。私が今気になっているのは「床ジョーズ」です(笑)
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