ジョーズのレビュー・感想・評価
全119件中、21~40件目を表示
そういえば、
引き込まれていく映像マジック
映画史上最高のスリラー映画だ。
今見ると、よくある展開や演出と思う人もいるだろうが、その「よくある展開や演出」を創造し、後世に幅広く広めたのが本作と考えれば、非常に画期的で、映画史上に残る傑作だ。
サメの造形など昔の技術も、時代を感じて味わい深い。やたらと過剰な残酷描写に頼らず、忍び寄る恐怖を徐々に描き、脅威が現れた時からは、怒涛の如く迫る恐怖という、緩急のつけ方も非常に巧い。
また、登場人物のキャラクターに深みを与え、人間ドラマとしても見事に成立している。だからこそ、サメを退治しようとする主要キャスト(みんな素晴らしい演技だ!)の目線で感情移入できる。
不穏でおどろおどろしい空気が、緊迫感をもたらし、何度でも見れる驚異的なスリラーを誕生させた。ジョン・ウィリアムズの音楽、自然で力強い演技、見事なストーリーテリング、そのすべてが素晴らしい、映画史上最高のスリラー映画だ。
さすがに古いけど…
ジョン・ウィリアムズが作曲したテーマ曲と、タイトルのセンスは満点
0104 オマエなんかよりサメと顔付き合わせてる方がましだよ!ガバアー!
1975年公開
コントラバスの重低音がサメの接近を語る。
音楽でこれだけ背景を伝える作曲家は
ジョンウイリアムズをおいて他になし。
てかこの音楽と演出の掛け合いには恐れ入る。
入り江の中で突如姿を現すサメ
ドリーズームで起こってしまった、とビビる
ブロディ署長
2人連れのジジイが生け捕りしようとするが
橋の欄干が向きを変えて襲ってくる!
海をにらんで戦いを決意するブロディ署長
リールに力を入れるクイント。
餌撒いているブロディ署長の前に姿を現すサメ
波の高低を表すサメとの死闘
そーらサメを追いかけるぞ!お気楽な
Man Against Beast
「他に手があるなら教えてくれ」ゲージを作る3人。
サメの死骸に集まる野鳥の中を引き上げる2人。
滝田裕介の吹替グッド!
パンフの絵コンテもなるほど、と。
バラバラですがどれもこれもが超印象的。
あらためてこんな映画作ったスピルバーグ凄い!
100点
初鑑賞 1980年10月10日 三番街シネマ3
パンフ購入
サメ映画の最高峰!日本公開、冬で良かったね。
自分が初めて買ったDVDが、「ジョーズ」でした。当時は、プレーヤーも持ってなかったんだけど、とにかくこの作品のDVDが出たら買おうと決めてました。 CDケースに入っている懐かしいタイプのヤツです。
また、この映画は非常に思い出深い作品になります。
家族総出で、地元で一番大きな映画館へ行った唯一の作品。それが小学校六年生の時で、本格的に映画好きになるきっかけになりました。中学、高校の6年間は、映画館に通いつめたもんです。
さて、この作品を初めて見たあの時から、何度かテレビでも見てますが、その度に楽しませてもらってます。
前半、なかなか姿を見せないサメですが、次々と襲われる人達に恐怖心をあおられます。
後半はずっと海の上となりますが、常に緊迫感が漂っているようで・・・
最後に、あの音楽!
恐怖心を増殖させるテーマソング。そして、すべてが終わった後に流れる「静かな海」。
最高です。初めて見た小学生の時、シングル・レコード買っちゃいました。
何度聞いても楽しめる。
数々の映画音楽、名曲を産み出したジョン・ウィリアムズって、ホンッとにスゴい!
ジョーズ=鮫ではないのよ顎なのよ
マ王の記憶が確かなら映画館で観た映画の2本目がコレ😁
「タワーリング・インフェルノ」では苦い映画館デビューを飾ったマ王だったが、更に過激な内容(だと思う)の「ジョーズ」の方は最後まで席を立たなかった✨
ある意味、初めて観た映画はコレなのかもしれない←よりにもよって動物パニック物の走りとは
アメリカ版のポスターには鮫の絵が描かれてなく、日本のポスターも初期の物には描かれてなかったけど公開されてからは鮫が主役で描かれてるので、子供達はジョーズ=鮫と勘違いしていたのを思い出す😊
しかしスピルバーグ監督のタイトルセンスには脱帽だし(敢えてSharkではなくJaws)本編でも「鮫」と判るのは映画の中盤、相手の全貌が把握出来るのはクライマックスまで隠すなど徹底している🥸
試写会とかで内容を知らずに観れた方々は嘸かし怖かったと思うよ😱←タイトル「顎」で正体が不明のまま物語が進行するからね
かと言ってネタバレしても「ジョーズ」の恐怖感が褪せる事は無く、おそらく今観ても恐怖は感じると思う🫣
特にクライマックスのBGMをワザと流さずに展開するトコはマ王的には天晴な名シーンだ👍
ロバート・ショーの汚れ感がリアル過ぎて拍手もん👏
ロイ・シェイダーの泳げない警官役もイイしリチャード・ドレイファスの博士役もピッタリだった😊
その3人が船の中で話すシーンとその後の展開こそスティーブン・スピルバーグ監督の真骨頂ではなかろうかと✨
映画館で観れる機会があるなら是非ともです😍
映画館での鑑賞オススメ度★★★★★
鮫の恐怖知らしめ度★✕10(公開当時)
今観ても怖いんじゃない?度★★★★☆
評判の通り文句なく面白い!!
テレビで数回鑑賞し、昨年有料のネット配信で
しっかりノーカット版を鑑賞し
「午前10時の映画祭」にて念願のスクリーンにて鑑賞。
判ってても怖いよね〜〜
前半は完全にホラー仕立てで物語に引っ張り込まれる。
そこに、未だに良くある経済優先に走った結果、
惨劇が繰り返されるという
人間の愚かさがクローズアップされて、
なんかもう、原発事故や自然破壊を思い出して
本当に腹立たしい限り!!
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
今まで何回か観ているのだけど
サメの怖さが際立って見落としていた
人間のドラマ部分、特にロバート・ショウ演じる
酔っ払い船長のサメへの執着と裏腹の計り知れない恐怖!
この人もサメに人生を狂わされんだな〜〜
で、リチャード・ドレイファス演じる
知識と装備は一流なんだけど、いざとなるとビビって
肝心なモノを落としてしまう海洋学者もいい味出してる。
そしてロイ・シャイダーが演じた警察署長が
最初は海や船が苦手で市長へも弱腰だったものが
自分の職務の本分に立ち戻った姿は観ていてホッとするね。
今のCG技術からすれば流石にサメの作り物感は否めませんが
逆に本物のサメの無機質感が出てて良いかも〜〜
@もう一度観るなら?
「午前10時の映画祭」の宣伝youtube番組「事務局オフタイム」
によればスピルバーグが今回限定で劇場公開OKしたそうで、
次はもう無いかもしれませんっよ!」
サメ映画という一分野を築いた名作
録画で久々の鑑賞。夏の観光で生きる小さな島の沿岸に現れた巨大サメの恐怖を描いた映画。低音で始まる音楽がすごく合っており、恐怖感を盛り上げます。何となれば、この音楽だけで映画を見た時の恐怖感がよみがえってくるほど。サメは機械じかけだったそうですが、作り物臭さを感じさせないよう、サメをあまり見せずに恐怖感だけを作っていくスピルバーグ監督の感性はさすがだと思わざるを得ないです。真面目に考えたら舟に乗りあがってくるサメとかありえないでしょうが、あのサメ狩り漁師のクイントが殺されるシーンは鳥肌もんでした。そして「激突」を思わせる最後の一騎打ち。勝利のカタルシス。いや、現実的に考えればそんなうまいこといかんでしょ。でもね、映画は所詮フィクション。必ずしもリアルでなくて良いと思うんです。映像とストーリーに説得力があれば十分。その点では、この映画の怖さと面白さは本当に良くできている。とても怖くて興奮できる作品でした。
「映画館で。ジョン・ウィリアムズの音楽が本当にいい」
King of the サメ映画
何回観たか分かりません。
神映画だと思ってます。
サメ映画!はこれ!
古い映画ながら音楽、演出、映像、本当に素晴らしい。全く古さを感じない!
(登場人物の服装とか髪型とかからは時代感じます笑)
どんな技術を駆使しても他に追随許さない名作。
数あるサメパニック映画と一線を画す「風格」
のようなものがこの映画にはあるように感じます。
鮫の見せ方が本当に怖い。
視覚的にも怖いし、音楽がまた怖い。
「静」「動」どちらも怖い。
その落差が怖い。
ガーンと襲ってくる時の「動」と
穏やかに凪いだ海や海中の「静」
夜の船の上での男3人の鮫傷自慢中のクイントの
話も静かで心底怖かったー…
あのシーン特に好きだなぁ。
戦闘シーンもまさに海の男と鮫の「死闘」!
老人と海を彷彿させます。
この映画のせいで私今だに海は浅瀬しか無理です。
インディアナポリス号
この作品は恐怖映画の名作として、なかなか観れずにいるという人が多いのではないでしょうか。前半は確かに平和な海岸に突如出現した人喰いザメの恐怖を描いておりますが、サメの姿を見せずに恐怖を煽るというスピルバーグ監督の巧みな演出によって安心して観る事が出来(それでも怖いですけど)、後半は「インディジョーンズ」を手掛けたスピルバーグ監督らしく、3人の男と人喰いザメの直接対決を描く海洋アドベンチャーとしてワクワクさせてくれます。しかしこの作品のキモはオープニングと終盤に訪れます!!酔っ払った女性がアミティの海岸を全裸で泳ぎ始め、苦しみのたうちまわる姿が画面いっぱいに捉えられる!そしてロイシャイダー、リチャードドレイファス、ロバートショウらが交わすインディアナポリス号(戦争中に魚雷攻撃を受けて沈没し、脱出に成功した船員たちもサメの餌食になった悲劇の米巡洋艦)についての会話!この2つのシーンは作曲家ジョン・ウィリアムズの有名なサウンドと相まって、CGが作り出すモンスターよりはるかに恐ろしい存在を、観る者の意識に訴える名場面だと思います‼️
全119件中、21~40件目を表示