「希望は永遠の命だ」ショーシャンクの空に 暇さんの映画レビュー(感想・評価)
希望は永遠の命だ
Stand by meと原作の方が同じなのですね。すごくすごくよかった…!名作と呼ばれる理由が分かる、人生観を変えられる映画。希望を信じたくなる作品。
恋人を殺した罪を着せられてショーシャンク刑務所に投獄される無実のアンディ。そこでモーガン・フリーマン演じるレッドと出会う。
冤罪で何十年も牢の中にいることを強いられたのに希望を信じ続けた男を隣で見ていると、不思議と希望を信じてみたくなるものなのかもしれない。「更正というのは国が作った言葉だ。後悔しない日などない。罪を犯したその日からだ。」
必死に生きるか、必死に死ぬか。レッドの仮釈放面接時の答えが変わったのはレッドが必死に生きることを選択した気持ちの現れだった。
「レッドもここにありき」
あの部屋で死ぬことを選択したブルックスとの対比が残酷で美しかった。
どうしても必死に死を追い続けてしまう刑務所の中で、ただ1人だけ希望を追いかけるアンディ背中は本当に光って見えたんだろうな。脱獄時、彼は泥だらけだったけど名シーンとして語り継がれるくらいには誰よりも輝いていた。
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