「Hope can set you free.」ショーシャンクの空に talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
Hope can set you free.
本も映画も音楽も青空の下で飲むビールもチェスも信頼して話せる相手も海への憧れも生きるために必要な希望の源泉だ。とても必要と思われているお金は誰がどう使うかですぐに不要不急になる。
音楽がいい!フリーマンのナレーションがいい!アンディの髪型が変わり少しずつ白髪が増え老眼鏡を使うようになる様子に20年近くの時の流れを見た。とても自然にうまく表していた。アンディの知性と教養と優しさと勇気と機転と継続が希望を捨てさせなかった。派手でなくても地質学のコツコツと地味が素晴らしい。
この映画を見ることができて嬉しい。映画「花束みたいな恋をした」の冒頭あたり、若い人たちがこの映画を話題にしていて感動するねなど話している様子を主役の二人が何となく距離をもって見ているような、趣味が違うと言いたそうな表情だった。だからてっきりベタな映画なのか?と思ってました。とにかく自分の目と頭で映画そのものを見なくてはわからないね!が今回の大きな収穫でもありました!
おっしゃるとおりですね。名作です。VHSビデオ、DVD で10回以上見ました。昼からビールの爽快感は本作で刷り込まれました。理不尽な状況にもめげずに、怒りも溜め込んで、最後の爽快感が最高ですね。「アンディが大小便の流れる下水道を「濡らさずに高価なスーツ等持ち出せた不思議と・・どこで糞まみれの体洗ったんだよオイオイ」それともスーツとピカピカの靴は事後購入・・という点は未だに謎ですが・・・
今晩は。
今作は、私、非常に好きな作品でして。
で、今週4Kリマスター版公開と言う事を、ある親切な猫好きなレビューさんから紹介頂き、念願のフライヤーもゲットしたのですが、現在”行けるかな・・”と煩悶しております。(一番近い映画館で車で1H・・。)
コロナ禍が始まった頃、近くの映画館で鑑賞し、”矢張り素晴らしき作品である。”と再認識した映画でしたね。
”希望とはいいモノだ、多分最高のモノだ”という、獄中で人生を諦め自死した老人の言葉に対し、抗う言葉。
仕事をしている中でキツイ状況(今もそうですが・・。)に面した際に”諦めてはイケナイ・・。”と言う事を教えてくれた私にとっては大切な映画でもあります。では。