「ブロントサウルスもといブラキオサウルス目撃の感動再び!CGよりも恐竜愛に満ちた生命の賛歌。」ジュラシック・パーク ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
ブロントサウルスもといブラキオサウルス目撃の感動再び!CGよりも恐竜愛に満ちた生命の賛歌。
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リアルで革新的なCG映像により、その後の映像表現技術を塗り替えた画期的な作品。
しかし、本作品が素晴らしいのは、その技術だけではなく、テーマやストーリーのまとめ方が映画作品として優れている点にあります。
何より『面白い!』。
そのCG、恐竜がはじめてスクリーンに登場するシーンは、映画の中でも、主人公たちが初めて恐竜に出会う場面で、これまで見たことがないものを見る感動、映画ではこのシーンが最も感動的です。
そして、映画としてのテーマは、終盤、力強く水面を飛んでいる水鳥と、それを見つめる主人公達が命の尊さ、素晴らしさをあらためて認識する姿に現れています。
出演者陣では、やはり、夢を語るリチャード・アッテンボローの姿が圧巻です。
映画としてのバランス、完成度の高さを保ちつつ、誰が見ても面白い娯楽作品でありながら、そこにマニアックな感性も忘れない、そこがスピルバーグのすごいところです!
今回は本邦初となるIMAX3Dでの公開でした。
派手なシーンより、琥珀の中の蚊まで立体的に見えたことに驚き!
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