シューティング・スター

劇場公開日:

解説

若い男女の逃避行をスタイリッシュに描くラヴ・サスペンス。監督は本作が長編デビュー作のグラハム・ギット。脚本はギットと「ドーベルマン」(製作)のエリック・ネヴェ。製作はネヴェとフレデリック・ロブ。撮影はオリヴィエ・カリウ。音楽はルイ・デュピール。美術はジル・シャパ。衣裳はジャン・マルク・ミレット。出演は「夏物語」のメルヴィル・プポー、「ヴィゴ」のロマーヌ・ボーランジェ、「ぼくのバラ色の人生」のジャン・フィリップ・エコフェ、「天使が見た夢」のエロディ・ブーシェほか。

1997年製作/90分/フランス
原題または英題:Le Ciel est a nous
配給:シネマパリジャン配給(ギャガ・コミュニケーションズ=日本コロムビア提供)
劇場公開日:1999年5月22日

ストーリー

レニー(メルヴィル・プポー)は赤ん坊の頃、ヒッピーに強盗に入られ両親を殺されてしまう。成長したレニーはナンパなチンピラになっていた。あるとき、ロンドンでコカインを手に入れ、一発当てようとパリヘ向かう。知り合いのクローデュース(ジャン・クロード・フラマン)に大物のジョエル(ジャン・フィリップ・エコフェ)を紹介してもらったが、取り引きの現場に来たのはジョエルの恋人、ジュリエット(ロマーヌ・ボーランジェ)。ジュリエットに恋をしたレニー。だが、ベッドイン寸前にジョエルに見つかり、殴られた上に金も奪い返されてしまう。ジョエルにうんざりしたジュリエットはジョエルの麻薬を盗み、レニーと逃亡、二人はほかの売人と取り引きをしようとする。トラブルの末、生来の運のよさで大金を手に入れたレニーとジュリエット。目覚めるとジュリエットはいなかった。だが、彼女は南米・チリの「世界一星が美しい場所」で待っていたのだ。二人は星を見ながら抱き合うのだった。

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