ジャッキー・ブラウンのレビュー・感想・評価
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タランティーノにしては平凡
出演者達があまりにも豪華メンバーで、1番の驚きはオープニングのキャスト名を見てるとこだったかも。
タランティーノだから何かあっと驚くようなものが最後に来るかと期待してたが、そんなには訪れなかった。
ジャッキーが警察、売人、両方の目を掻い潜りうまくやり遂げられるか、もっとハラハラにもできたんじゃないかと思うが、ヘタにオサレにしたばかりに薄味になってる気もしなくもない。
それともあれだろうか、昔の映画でおーるすたーと名のつくものは、スターみんなを立たせようとするせいで大して面白くないものが多い、その落とし穴にこれもはまってる?
パムグリア超いい女!
公開当時はそれまでの作品と比べて間延びした印象で、退屈に感じられましたが、数十年ぶりに見返したら全く違った感想になりました。
タランティーノが恋した女性をキャスティングし「じっくり魅せる」作品で、ただ横に移動するパムグリアを写し続ける冒頭が象徴的ですが、この「じっくり」が当時は退屈に感じた原因だったのかなと今では思います。彼女の表情をじっくりと長く見せるシーンが結構あって、彼女に魅了されればこそそういったところがこの映画の魅力になりますが、そうでなければ冗長に感じられるのも当然かと思います。印象的なのは受け渡し後の取り調べシーンとラストカットです。本当に微妙な表情を捉えていて、何を思っているのかを想像することに引き込まれます。
当時はパムグリアに恋しませんでしたが、数十年ぶりに見たら「そりゃみんな振り回されるよなあ」とすっかり魅了され、物語の説得力も増して大変面白かった。添乗員姿も黒のスーツも白いジャケットもいいですが、ちょっとだけ出てくる赤いワンピースのパムグリア!最高!
本心がなかなか見えないジャッキーブラウンに観る側が翻弄されながら展開する物語は、サスペンスとして面白いですが、一方でロバートフォスター演じる保釈人の物語が非常に切なく心に沁みます。ジャッキーブラウンという存在が彼に見せたドラマと、映画を観てそれが終わる自分自身とが、とてもよく似ているからです。
自分にとっては、年齢を重ねることの素晴らしさと切なさ両方を感じさせてくれる、いい映画でした。
タランティーノ監督の宝箱
劇場公開時鑑賞で確か初タラちゃん
どんどん面白くなる映画
ジャッキー、スマートで強くてしたたかでかっこいい。映画が進むごとにジャッキーがどんな人なのか分かってくる。人を見る目があり自分は何で何をしたいのかはっきりしている。試着室でかっこいいパンツスーツを着る。鏡に映る自分の顔にふと気がついてじっと見る彼女の表情。40代以上の人間でなくてはわからないだろう。演技が素晴らしい。
時間軸戻し、誰が見てるかの視点と空間ずらし、足フェチ、テレビに映ってる映画(ヘルムート・バーガー出演!)、選曲センス抜群の音楽、すぐ拳銃ぶっ放す、拳銃についてダラダラ続く話(サミュエル・L・ジャクソン、いい!)などタランティーノがいっぱい詰まった映画で大満足!
デニーロがぼんやりしていながら緊張しいですぐキレる方向音痴の中年男で凄く良かった。マックスは身の程わきまえつつジャッキーに惹かれる感じが大人の恋愛で素敵だった。映画館で見ることができて幸せです。
凡作、冗長
薄味なタランティーノ作品
タランティーノ監督作の中では物足りなかった
俳優達の名演技は流石です。
銃密売人の資金密輸を任されたスチュワートが、その資金を横取りしようとする物語。
クエンティン・タランティーノ監督作品。パルプ・フィクションから引き続き、サミュエル・L・ジャクソンが出演。そしてロバート・デ・ニーロも脇を固めるサスペンスです。
流石に出演者の演技には目を見張ります。この映画では、特にロバート・デ・ニーロの演技が秀逸でした。惚けていて、弱気で、それでも・・・・と言う人物を好演しています。
ただ、ストーリーを含めた映画としては、正直それ程の面白みを感じることが出来ませんでした。
狂気と狡猾さを併せ持つ銃密売人。彼の存在感は素晴らしいのですが、要所で主人公にあしらわれる様子は中途半端を感じてしまいます。そして、彼を出す抜くジャッキー達のアイデアにも、もう一つ工夫があっても良かったように思えます。
私的には、標準点以上は難しいと感じられた作品でした。
44歳の三流CAが56歳の保釈代行の男と組んで、拳銃の密売人から5...
ジャッキー・ブラウン
濃い目の珈琲を連想しちゃう
タランティーノで唯一観てなかったタイトルをネトフリで。
2時間半。内容からしてこれは長過ぎだわなぁ。
ダグラス・サークのオマージュって言われても元ネタのメロドラマ知らないし興味もないので…。
センスのいいショットはいくつもあるけど、どうにも間延びした印象だし豪華キャストも活かせていたとは言い難い。ただブラック俳優の濃い感じがお好きな人にはたまらない、かもしれない。(自分にはパム・グリアはちとキツかった…)
銃を撃つタイミングの読めなさはやはりタラらしいと思った一本でした。
ひたすらカッコイイ
酒の強さが人間の強さ
○○ネタ
タランティーノ流クライムサスペンス。 オシャレなブラックミュージッ...
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