劇場公開日 2025年12月5日

ジャグラー ニューヨーク25時のレビュー・感想・評価

全26件中、1~20件目を表示

2.0マラソンマン

2025年12月14日
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鑑賞方法:映画館

今なぜこのタイミングでの再映?と思いつつ。随分前に見た覚えがあるが、何か主人公がやたら走っていたという印象だけ残っている。
構造は誘拐する子どもを取り違えるという「キングの身代金」ひいては「天国と地獄」パターンだが、この映画ではそこはあまり主眼ではなく、いくら間違えていると指摘しても犯人はまるで聞く耳を持たない。捜査陣と犯人の緻密な駆け引きとかはなく、ただひたすら一直線に突っ走るのみ。疾走感はあるが、あれよあれよと転がる随分荒っぽい展開だ。犯人の計画は大ざっぱだし、追う父親も行きあたりばったりだ(脚力と腕力はおよそ超人的だが)。何なら最初の誘拐シーンから父親に目撃されるという杜撰さはどうよ。
何なら誘拐犯より元同僚の刑事の方がよっぽど狂っているし。ダン・ヘダヤはコーエン兄弟の鮮烈なデビュー作「ブラッド・シンプル」でも偏執的なコキュをねっとりと演じていた。誘拐犯役のクリフ・ゴーマンは「真夜中のパーティ」でその風貌が記憶に刻まれている。異常犯罪者というとマザコンの設定が多いのも陳腐感があるな。

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梨剥く侍

5.0疾走‼️

2025年12月14日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ドキドキ

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活動写真愛好家

3.5ノンストップ追跡アクション!

2025年12月14日
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Duchamp

3.0ジョギングしてる人の多いこと

2025年12月13日
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鑑賞方法:映画館

45年前、高校生の時「サンゲリア」と2本立てで観て以来。場内はオッサンばかり。ジョシュのお父さん、ジェームズは当時「面影」でクラーク・ゲーブル役もしてた二枚目。「天国と地獄」というより、キングの身代金を思わせる話だが、あの身代金はどこから出たのか?偽札ぽくなかったけど。

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吉田透

4.5当時の生のニューヨークでの三度にわたる迫力の追跡劇!逃亡劇! 人種・移民のるつぼ、格差社会に生きる人々

2025年12月13日
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鑑賞方法:映画館

興奮

追う!追われる!活気あふれる雑踏のニューヨークを走り抜ける。
まず、冒頭から延々と続きなかなか終わらない、誘拐犯と娘を必死に追う主人公の追跡劇が見もの。
走り、タクシー、地下鉄、車も奪い追いかける執念!
その後、元相棒の汚職刑事からの執拗な追撃では、人ごみの中でも躊躇なくショットガンがぶっぱらされる。
マンハッタンの街中で通行人に知らされずに撮影したため、警察に通は応されたという迫真のシーンは迫力満点。
さらに終盤では、主人公とヒロインはブロンクスで暴漢少年たちも襲い掛かる。
三度にわたる失踪のシーンの連続からなる展開が、本作を特別なものにしている。

初見では少年かと思った素朴な少女は、父親から見たらなついてくれている理想の娘。
娘が犯人と接するうちに、自然とかすかな同情が生まれる。
富豪の娘と間違えて誘拐してしまう愚かな犯人、動物の登録施設で知り合い主人公に同行する女性、元同僚の汚職警官など印象的な人物たちと、人種差別、移民問題、格差社会を背景に描かれる当時の雰囲気が詰まった特別な映画だった。

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ITOYA

3.5お父さん大活躍、だけどラストの盛り上がりに欠ける

2025年12月12日
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ニューヨークで暮らす、さえないシングルファーザーの娘が金持ちの娘と間違えられて誘拐される話。

冒頭からベトナム帰りぽい犯人がダイナーで目玉焼きを食べてる。何げない食事のシーンだけでこの男の狂気を伝えて期待感が高まる。

もうちょいお父さんがオロオロする感じかなと思ってたら、ダッシュからのカーチェイスで、ガチで追いかける。

徐々にお父さんの素性が明かされて、惹きつけられた。だいぶ遅めにヒロインが登場。わざとらしくなくてよかったけど、隣のおじさんは爆睡してた。

誕生日プレゼントのコンサートチケットの話をちょいちょい挟むから、ラストはいい感じのライブシーンで派手に締めてくれるかな、と思ってたら肩透かし。

代わりに昔の映画らしく短めのエンディングロールで、いい感じのブラックコンテンポラリー(この言葉も今は聞かないですね)が流れる。

アース・ウインド&ファイヤーのGETAWAYかなと思ったら違う。後で調べたらシーウインドというハワイの夫婦フュージョンバンドとのこと。曲名は特定できなかった。

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minavo

4.0掘り出し物のアクション映画

2025年12月12日
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興奮

ドキドキ

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月光仮面

4.5超名作!

2025年12月10日
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大阪のシアトル梅田でリバイバル上映されてましたので鑑賞。
気軽な気持ちで見に行ったはずですが、あまりにも素晴らしくて度肝を抜かれました。
「娘がさらわれるのを目撃したお父さん。娘を助けるために走る。走る。走る。」というシンプルなストーリーながら見るものを引き込む強烈な魅力のある映画です。

「朝に物語が始まって夜に終わる」という構成も非常に素晴らしいと思います。
最高の映画でした。おススメ。

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みる

3.5ここまでNYを使い倒すか!

2025年12月10日
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鑑賞方法:映画館

1980年当時のNYの空気をそのまま映像に取り込めた、時代考証的価値があるのでは?と思うぐらいの作品。
自由の女神やエンパイアステートビル、美術館といった一般的なNYの記号は一切出てこない。グラフィティをまとった地下鉄、汚職警官、風俗、再開発、スラム。そして人、人、人。そこがこの作品の舞台。カーチェイスや人混みを縫って走るといった、「走り続ける」ことにこの作品のダイナミズムが通底している。
脇目を降らず、深く考えず、ただ目の前のことに真っ直ぐに執着し続ける熱量溢れたエンターテインメント。

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そろそろだな。

4.0やばいやつしか出てきません(笑)。

2025年12月9日
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鑑賞方法:映画館

90年代初頭にNYに住んでましたが、映画のようにやばい雰囲気が蔓延していました。42丁目付近はいかがわしい店ばかりだったし、ハーレムやブロンクスなんて危なくて足を踏み入れようとも思いませんでした。最近はすっかり安全になりましたが、昔が懐かしいと思うことも。だから、この映画が醸し出す空気は爽快に感じました。

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ハチ

3.5他の方々のレビューに共感しまくりです

2025年12月9日
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ゴールデン洋画劇場を映画館で見る。
よく放映されてたのに見てなかったようです。

子供の頃に聞いていた昔のN.Yを堪能。
カーチェイスが交通事故にしか見えません。
お父さん、ぶっ飛んでます。
ヤバイやつしか出てこない。

楽しかったす!

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Oyster Boy

4.5ニューヨーク

2025年12月9日
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冒頭登場するクレメンザ(@ゴッドファーザー)におっ!?となり、そこから出てくる脇キャラの数々がひたすら楽しい

特に中盤登場する目がガンぎまりの刑事のぶっ飛びっぷりが最高!

娘(最初男の子かと思った)のどこか野暮ったい感じ(ダイエット中の設定)も愛くるしく、終盤突如出てくるヒロイン!?のマリア(まさにマリア顔)はご愛嬌かと

話はコマンドーに天国と地獄なのだが、当時のニューヨークの風情、風俗がこの映画の醍醐味

主演の人、ずっとテッド・デビアスみたいだなぁ、と思っていたら、まさかのジョシュ・ブローリンのお父上だったとは…

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たれぞう

3.5序盤のカーチェイスが圧巻!80年代アクションの幕開け的佳作

2025年12月8日
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楽しい

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緋里阿 純

3.5Before&After ジャグラー

2025年12月8日
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笑える

ドキドキ

本作以降に製作されたヒーローもの、アクションもの、サスペンスもの等のエッセンスが全て凝縮されていますね。誘拐された娘が無事助かるであろうことは想定しながらの鑑賞なのでどうしても緊迫感に欠けるきらいがありましたが楽しめました。

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Cabe

4.0やっと観れた1980年のミッシングピース

2025年12月8日
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やったら面白かった。なるほど。1980年というとドン・シーゲルは『アルカトラズからの脱出』を経て『テレフォン』、ペキンパーは『コンボイ』、アルドリッチは『カリフォルニアドールズ』というみんな遺作をやってる頃で、ウォルター・ヒルが『ザ・ドライバー』撮って『ウォリアーズ』撮って『48時間』に向かうアクション映画の監督たちの入れ替え時期でもあったんだ。

この頃の車はやたら映画栄えする。銃撃戦が楽しい。そして無茶な撮影&無茶なシチュエーションが非常に面白い。電車や路上はゲリラなのかみんな振り返るのがいい。出だしはほぼ相米慎二の『ションベンライダー』(1983年脚本レナードシュレイダーなので影響を受けているのかもしれない)。ただ誘拐した子供が間違いと気づいても犯人が変態なので「そんなはずはない」で進んでしまい、警察も「元警官の娘か」で、むしろ「元警官」も変態扱いなのが衝撃的に面白い。そしてその変態に過去に因縁のある元パートナーの警官もイカれていて、都合全員イカれていて、ひたすら子供を取り戻すマシーンと化して不幸な元警官が走りまくる。

そして何を思ったのかこの犯人が誘拐した娘と恋仲であるという妄想に陥るサイコパスぶりで、天井に上がっていく階段を一歩一歩足をかけることが銃で撃たれるのより痛いと言う変態ぶりでとてもよかった。結果、みんな(途中で出てくる可愛い女性もそれを追っかけてくるヤンキー集団も)見事なくらいに何も考えていない勝手な連中ばかりの大運動会のようで美しかった。

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ONI

ちゃんと「HELP!」って騒がないと

2025年12月7日
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鑑賞方法:映画館

シネマート新宿でロバート・バトラー監督『ジャグラー/ニューヨーク25時 』4K修復版+公開記念トークショー(登壇ゲスト: 鶴田法男、夏原 武 両氏)鑑賞。白昼堂々 子どもが拐われて地下鉄にまで乗ってるのに周りの人は全く無関心⁉︎ '70〜'80年代のN.Y. 治安悪すぎ。ゆるゆるのB級娯楽作を堪能。#85

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はにわさん in 2025

5.01980年公開の米国映画。リバイバル上映

2025年12月7日
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興奮

ドキドキ

全然知らん映画やったけど、観に行って良かった。すげえもん観た、最高。
主役はジョシュ・ブローリンのお父さんなのね
ジャグラーは詐欺師の意味、映画自体は誘拐とそれを追いかける父親。
PG12は覗き部屋のおっぱいのせいかも。
70年代後半のニューヨーク、サウスブロンクスた廃っぷりが凄い
マリア可愛かった
ウォルター・ヒルのウォリアーズみたいなの出てきた

コマンドー
ダイ・ハード3
ヒートとか感じた。

以下、公式サイトより。
1980年に日本でも劇場公開されカルト的人気を誇るものの、権利問題から長らく鑑賞が難しく、配信はおろか80年代に一度VHSが発売されただけの幻の傑作が、4K修復され遂に劇場のスクリーンに還って来る!

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公開しない

5.0普遍性と特殊性

2025年12月7日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

 TBSラジオ「アフター6ジャンクション」内で、パーソナリティのライムスター宇多丸さんが激押しし続けていたので、なんとなく知っていた作品。この度4K修復版が劇場でかかるとのことで、走って見に行きました。もう最高!何度でも見たい!シネマートさん、2~3本連続で見るにはあの椅子は固すぎるから、もうちょっといい椅子になりませんか?いや、自分でクッション持ってけばいいな、よし、また行こう!

 プロットを切り取ると、「富豪の子女と間違えて誘拐された娘を救おうと犯人を追いかける元警官の父親の追跡劇」という、どこにでもありそうな普遍的な題材である。映画を見終わっても、80年代のB級アクション映画の枠を出ない。しかし、この映画全編をつらぬく異様な熱量、疾走感、有無を言わせぬ勢いに終始圧倒され、他のことを考える暇もなく101分間映像を受けとめ続けるしかない、1000本ノックのような映画体験は、他の映画では味わうことはできない。ダッシュで買いに行くから、すぐにブルーレイを出してくれ!

 上記ラジオの特集でも触れられていたが、この映画には「その時代の場所と時間がまるごと切り取られている」ように思う。1980年のニューヨークという、もう二度と出会うことのない空間に、この映画を見るとアクセスできるような、そんな気持ちにさせてくれる映画にはめったに出会ったことがない。私は1985年生まれで、ニューヨークには一度も言ったことはないから、この映画に写っている風景に対して、「あの時のあの場所だ」という実体験を持ってはいない。しかし、この映画を見ると、時間と空間を越えて、そこに生きる人々の「生」に出会えた感覚を覚える。映画はあくまでも虚構だが、そこに描かれているのは現実である。そう感じるのは、一人として人間性をはく奪されたモブキャラクターがいないからだろう。追跡劇の最初に出会うプエルトリコ系のタクシーの兄ちゃん、犬のタグをくれる大人のお店のお姉ちゃん、サウスブロンクスで出会うタクシー運転手の黒人姉ちゃん、次々と出てくる名前もない登場人物すべてに「生」がある。そんな「人生の営み」が複雑に絡み合って、「街」という大きな塊が出来上がるのだと、この映画を見て思った。この映画に描かれているのは「街」であり「人」である。極論を言えば、一人一人の人生に「普遍」などなく、全てが「特殊」で「一回性」を持ったものである。だから、普遍的なプロットの、当たり障りのないこの映画が、他のどの映画にもない特殊な魅力を持っていると感じるのにも納得がいく。そういえば、今目の前にある4K修復版のパンフレットも、表紙はニューヨークの街が描かれている。顔なじみの多い「町」ではなく、顔も名前もわからない他者がぶつかり合いながら生きる「街」で生きる私に、この映画は多くのことを語りかけてくれたのだ。

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のむさん

4.5昔ゴールデン洋画劇場で予告やたら見たなという印象だったけど放送リス...

2025年12月6日
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昔ゴールデン洋画劇場で予告やたら見たなという印象だったけど放送リストを見ると1985年に1回あるだけだった。他の枠で放送してたのかな。土曜の夜は子供にも23時頃までテレビ見るのがなんとなく許されてたのでゴールデン洋画劇場よく見てたがその前後に放送してる『少林寺三十六房』『ダーティハリー』『スペース・サタン』『チャンプ』(ジョン・ボイト主演)は覚えてるが『ジャグラー〜』は予告編しか覚えてない。予告見て子供心に怖そうな映画だと思ってたので全く見なかったか途中で止めたのか覚えてないがともかく未見のままだった。

その後2001年頃復刊された蓮實重彦先生の『映画狂人 シネマの煽動装置』を読んでとんでもなく面白い映画だということを知ったが、権利関係が複雑で鑑賞するのが困難ということでゴールデン洋画劇場で見なかったという事を後悔したものだった。

そして今年、その存在を知ってから40年後、蓮實先生の檄文(300p弱ある本ですが句点があるのは最後の1個だけの一つの長い文章なので檄文というのが相応しいと思います。怪文書かもしれませんが。)を読んでからは24年後にようやく鑑賞する機会が巡ってきた。

目の前で娘を誘拐されてからノンストップで犯人を追い続ける父親、犯人も逃げ続ける。今なら元警官の父親の回想シーン入れたり、元同僚のダン・ヘダヤのキャラをもっと膨らませてもっとストリーに絡ませるかもしれませんが(このキャラ自体は異常な存在感で面白いですが)、余計な装飾のない疾走し続ける映画でした。ホント今年の正月映画の大本命ですよ。

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teraox

4.0熱い疾走感

2025年12月6日
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ひつこいくらいな追跡劇は良かった。
これ「ダイ・ハード」の元ネタっぽいな。NYが舞台だし。
あの時代のNYの熱っぽさが伝わる作品だった。

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ドラゴンミズホ