劇場公開日 2025年12月5日

ジャグラー ニューヨーク25時のレビュー・感想・評価

全56件中、1~20件目を表示

4.5単純化に逃げることをしないウェルメイドの鑑。

2026年1月31日
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身代金誘拐の取り違えというと『天国と地獄』のバリエーションだが、
序盤で誘拐が起こってからとにかくノンストップの101分。
主人公がとにかく目の前のことに食らいついていく怒涛の冒頭30分で、
非常に身体的な映画表現に惹きつけられる。

さらに犯人の人物像と境遇が立ち上がってくる当たりから、
恐れることなく複雑さに分け入っていき、
80年代のNYの荒れた世相が大きな裏テーマとして見えてくる。

世の中から踏みつけにされていると感じている犯人の言うことが陰謀論めいていることも、
まるで現代のことを指摘されているようでヒヤリ。
ウェルメイドのお手本のようなジャンル映画かと。

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村山章

3.0走れ無法者

2026年1月31日
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鑑賞方法:映画館

無法の街を他人を押しのけ発砲し車を逆走しぶつけとにかく全力疾走で走り続ける。
エネルギーそのもののような映画。
車がある程度の速度で他の車にぶつかる快感、人混みの中全力疾走する快感、そういったものが詰まっていました。
誘拐された娘と何故か優しくしてくれる女性職員以外、本当にそれ以外は主人公(元妻の言うことを圧倒的腕力の差を見せつけて制圧、など)含めクズかどちらかと言えばクズ、という清々しさ。
あの頃のニューヨークで生きるとはこういうことだぜ、と教えてくれる。

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あした

5.0「幻の名作」を期待して鑑賞するとB級映画っぽさにまずびっくりだけど、思わず見入ってしまう展開に二度びっくりの一作

2026年1月24日
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鑑賞方法:映画館

錚々たる映画ファン、映画評論家が名作と絶賛する本作。さぞかし高尚な映画なんだろうなー、と期待すると、約40年前の映画であることを差し引いても漂ってくる映像や音響の粗っぽさに驚くはず。

そして誘拐された娘をひたすら追いかける父親(ジェームズ・ブローリン)の姿を追った物語の筋は単純明快。かつカーチェイスはあるわ市街地での銃撃戦はあるわ、という盛り上げ方に、「え、これいわゆるB級映画なんじゃあ…」と戸惑うかも。

確かに本作の造りはB級映画そのものなんだけど、やはり粗製乱造された低予算映画、という評価では収まらないような魅力があります。

最も特筆すべきは、本作が描き出す、荒々しさと生命力が交錯するニューヨークの景観、そしてそこに生きる人々そのものです。できるかぎりニューヨークの生活感を写し取ることを目指したロバート・バトラー監督は、この街を単なる物語の背景としてだけでなく、そこに存在する貧困や犯罪、開発や民族対立といった問題を実に巧妙な形で物語に織り込んでいます。それが当時の観客にニューヨークの現実と魅力を強烈に印象付け、そして現在の観客に対しても現実感を伴ったタイムスリップ感を与えることにつながっています。

そして映像だけで何が起きているのか理解できる、明快な筋立て。これによって、本作の疾走感を、むしろ物語自体が推進しているかのような感覚をもたらしています。

もし「幻の名作」という先入観なく観たとしても、「映像は古いけど、いやー、面白い映画観たわー!」という感想を抱くことは、ほぼ間違いない、と実感させるものがあります。

パンフレットは、1980年の公開当時の映画評論家・蓮實重彦氏の評論を再掲しており、この文章自体が、本作の疾走感、高揚感を存分に伝えている名文です。この評論で『ジャグラー』の魅力に目覚めたファンも多いとのこと。蓮實氏以外の評論も素晴らしい上、本作で取り上げた場所の解説も含んでおり、資料としても大変貴重です。もし劇場でパンフレットを見かけたら、躊躇なく購入することを強く推奨!

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yui

3.0よい警官、わるい警官

Mさん
2026年1月18日
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M

2.5思い出補正だけではないと思いますが…

2026年1月13日
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鑑賞方法:映画館

公開当時ドンピシャの映画少年でしたが、限られた小遣いしかなく、少年には地味な内容に見えたので未見の作品。テレビでも見なかったなぁ?かなりの高評価レビューも目立つし、タランティーノもエドガー・ライトにおすすめしたとの情報もありで期待しましたがダメでした。つっこみどころ満載の脚本と演出、誘拐される娘の年齢がいっていて(15歳でおまけにかわいくない)同情しにくい。もっさりしていてメリハリのないカーアクションとか言い出したらキリがない。この年代にも今の鑑賞にも耐えられる名作はたくさんあるので「旧作だから」は通用しないです。やはりB級でした。おすすめしていた知人も「思い出補正が強すぎたわ」と感想をもらしていました。

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すかちん

4.5走る走る!

2026年1月12日
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Nana Shinozaki

3.0B級テイストだが人間模様濃いめ

2026年1月9日
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怖い

興奮

ドキドキ

上映時間101分もアクションたっぷりめ、
出演陣の人間模様、心情が色濃く出ており
見どころがたくさん
更に開発問題や人種差別、格差社会も
織り交ぜるストーリーで見応えあり
1970年代のまだまだ雑多なNewYorkの街並みが見られたり「リマ症候群」のような演出が
あったりと全体的にとても興味深い作品

さて今回は遠出をして「宇都宮オリオン座」で観賞
まるで昭和時代に戻ったかのような映画館
シネコンでは上映されないような佳作を
取り扱うことで差別化をしまだまだ頑張って
もらいたい

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よう

4.0それ食わんのかい😂

2026年1月4日
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鑑賞方法:映画館

から始まり、今の時代ではあり得ない(昔でもあり得ないか😅)元相棒の警察官のハチャメチャっぷり🤣

急に登場した女の子が見ず知らずの男に対してまるで昔から友達だったかのように溶け込んじゃって、エンドロールでは親子3人仲睦まじく…じゃねえっつうの(~_~;)

エンドロールが、チャランチャラン、チャランチャラン、チャランチャランチャ、チャーン…から生麦、生米、生卵、生卵、生米、生卵〜って口ずさむ自分がいて(笑)

ツッコミどころがてんこ盛りでしたが、朝9時半と早かったのに、全く眠くなる事もなかったので、つまりはよかったと言うことです☺️

右横のオッサンだけが、クスッとなるところや、そこは笑うところかよ、って言いたくなるところをいちいち大笑いしていたのだけは、メチャクチャウザくて、それさえなければ最高でしたが、やはり笑いのポイントは同じ人がいいですな😌

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おたか

4.5これでもかの要素てんこ盛り。

2026年1月2日
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笑える

楽しい

興奮

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春

4.0バブみ

2026年1月1日
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いち早く、バブみを描いた作品かもしれない。

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タカシ

3.0追いつきそうで追いつかつ、すんでの所で取り逃す

2025年12月31日
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鑑賞方法:映画館

猪突猛進な主人公が魅力的でした。
生々しいというか荒々しいチェイスとガンアクションも見もの。

 また、初見なんだがどこか懐かしさを感じる作品で、
ある種の当時の映画のノリかも?だけど、主人公の目的にぽっと出してくる見ず知らずの協力者たち…
タクシーの運転手を筆頭に、スラムの黒人女性、動物施設のマリア、ストリッパーもいい味でてました。
そういった人種の坩堝の協力者を見ているうちに、なぜだかクロコダイル・ダンディーのラストを思い出しました。

 犯人は色々こじらせてる感じは良いんだけど、ダーティーハリーのスコーピオみたくイッちゃってる狂気感がもう少し欲しいところでした。
が、当時のニューヨークのありのままを活写した100分を充分堪能できました。

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asa

3.5追って、追われて、苦労が絶えない、、、

2025年12月30日
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笑える

楽しい

興奮

シリアスさに欠ける、大半がコメディにも、15歳と知るまで娘が小学生だと思ってたり、主人公がクリスチャン・ベールにそっくり!

この当時でもテンポ良すぎな怒涛の展開で『ウォリアーズ』に出て来そうな不良軍団にって制作年度は一緒っか!?

元相棒はライフル持って一人で『ヒート』の市街戦をやっちゃってる感じで笑ってしまう。

いつの時代も人々はランニングが大好きなのは変わらない!!?

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万年 東一

5.0無類の面白さ&父と娘の固い信頼関係に感動

2025年12月29日
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伝説はやはり本当だった!

目に入れても痛くないかわいい娘を
目の前で誘拐されてしまった!
貧しいトラック運転手は追う、
どんな障害をも切り抜け
必ず取り戻す‼️

NYロケーション撮影で
カークラッシュ満載
信じられないカー&ランニングチェイス

ありとあらゆるアクションのアイディア見せ場が
これでもかとスパークする贅沢な展開
キャラクターがみんな随所で生き光り!
結構笑いどころもありヒューマンタッチ

貧富の差人種差別の断裂社会性ドラマしっかりと
それでも清貧を貫く、決してへこたれない
不屈のスピリッツばんざい🙌

天国と地獄
ダイハード3
フレンチコネクション1.2
あたりを面白いと思えるならば
最高の作品でしょう!

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青樹礼門

3.070年代NYの景観が楽しめます

2025年12月28日
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鑑賞方法:映画館

子供でさえダイエットで食事制限したり、多くの市民ランナーが街中を走っていたりと当時のアメリカの国民病だった肥満問題からくる健康ブームを垣間見る事ができる。

一方、道路、建物、地下鉄などNYの景観の汚なさや治安の悪さなど街自体がかかっている病も同時に見る事ができ、当時の独特の映画音楽(ディスコ?)と合わせ資料映像的役割もあってちょっぴり興味深い。

女性ランナーがまあまあの露出であちこちを走っていたり、ノーブラでサウスブロンクスを歩いていたら、そりゃ「通りでレイプされる街なのよ!」って元嫁が嘆くのもわかる。

延々と走るシーンはダーティーハリー、セルピコ、マラソンマンなどでも見られるが当時の流行りだったのだろうか。
追いかけながら、「そいつ誘拐犯だから捕まえてくれ!」と大声で叫べばもう少し展開が変わったのかも知れないけど。

とにかくそれほどメジャーな監督作品でもないのに、日中の街中で車両をぶっ壊しまくり、ショットガンをぶっ放すなど好き放題を許可する当時のNY市の寛容さには驚かされた。

主役のジェームズ・ブローリンは息子のジョシュとは似ても似つかないほどイケメン長身でカッコ良いが、走る姿は少し不恰好。

犯人はマザコン、ロリコン、ぽっちゃり好きの思い込みが激しい中二病タイプで、さらにここでまさかのストックホルム症候群?と一瞬心が躍ったが、ダーティハリーのスコルピオのような面倒臭い凶悪犯という感じではなく、ただのタチの悪いこじらせ男だったのは、この映画が今一つブレイクし切れなかった要因の一つなのかも知れないと思った。

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カツベン二郎

4.5セルピコの娯楽アクション版!?もんげーおもしれー

2025年12月27日
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満天

3.0走らなあかん、夜明けまで

2025年12月25日
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ホットドッグ食べたい。
フードを使った対比の見せ方うまかったな。

101分しかないのに非常につかれた…
追跡が始まるやいなや観客は1分と休ませてもらえないタイムに突入。終わる頃にはすっかりクタクタに。

背景は今よりもずっと危険だったニューヨーク。とにかく汚くて何が起こっても不思議じゃないヤバさが画面から伝わってくる。

チェイスの過程で、街に暮らす人々がちょこちょこと顔を覗かせるのもあって、街自体がひとつの登場人物っぽい。
なんといっても撮影がかっこいい。音楽の使い方もいい。

シンプルなストーリーだが、シナリオは序盤からめちゃくちゃスマート。
誘拐が人違いだったことを何度も転換させてうまく使う。賢い……
「天国と地獄」みたいなシチュエーションもありつつ、とにかくアクティブ。ターミネーターばりに息をもつかせぬ追う・追われるの攻防が続く。
常に主人公にとって不利なことしか起こらないのウケる。いやすごい。

ナメてたマイホームパパが殺人マシーンでした……とはけして行かない元刑事のトラックドライバー。誰もアテにせずひたすら自力で泥くさく走ったり殴ったりして娘を追う。

背後には不景気、リストラ、格差の拡大、移民差別などが垣間見えて現代から見てもちょっと他人事とは思えない。
いくら元刑事とはいえ、娘を守るためにここまでしなきゃいけないなんてパパ大変すぎるな。
あと元同僚イカレすぎでしょ。街中でショットガンぶっ放すんじゃない。

あとは犯人の造形がやっぱり素晴らしいです。登場から退場まで絶妙に信じていいかわからないラインを保っており油断ならない。
完全にキマってるとはいえ、あいつもニューヨークの犠牲者の1人。犬は無事でした。

時間が経って、だんだん主人公にとってこのニューヨークの街(世界)そのものが敵として立ち上がってくる話なんだな、と思えてきた。
だから彼は誰のことも信じないのか。そういう場所だってことを身に染みて知ってる立場から。
だからこそ終盤で出てきたあのプエルトリコ系の人の存在には救いがあって、やたらほっこりさせられるんでしょうね。

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ipxqi

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年12月25日
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りゃんひさ

4.5娘にとって父親はとても大切

2025年12月24日
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笑える

怖い

癒される

トネリ警部補はクレメンザ(「ゴッド・ファーザー」)!とても嬉しかった。彼の歌、パスタ料理を思い出し信頼して見てました。

「ワン・バトル・アフター・アナザー」と同様に、娘が誘拐されて父親が追いかける話、ただこの映画では疾走具合が半端ない❗️スピード感がとってもよかった。今作のパパは元警官だから頼もしかった。誘拐犯を追いかけるのが最優先最重要なのに、警察や元・同僚警官、不良子どもやチンピラにも追跡される。その間になぜ警官をクビになったのか、元・同僚とどんなことがあったのか、なぜ妻と別居し、妻はなぜニューヨークに住んでいないのかなどの事情を明らかにする構成はうまいなあと思った。トネリ警部補も娘の結婚式がどうたらこうたらで忙しそうだった。その合間にパパは「ポルノ街」という凄い所を経由し、公共交通機関やタクシーで移動する感じがなんだかよかった。最後の女性タクシー運転手、頼もしくてよかった。犬界隈にたどり着き機転が効いて頭のいいマリアに出会った。

70年代のニューヨークは混沌として汚くて治安が悪くて人種差別と住み分けが極端。でも今まで普通に住んでいた家を追い出され、土地が投機の対象になり富める者はますます金を儲け、いったん落ちたらどこまでも落ちる社会は今も同じじゃないか、と思った。

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talisman

4.5とても考えさせられる映画。

2025年12月22日
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悲しい

知的

難しい

素晴らしい映画。45年前の映画ですが、今の日本で上演する意義が解ります。活動家を気取る気は有りませんが。移民問題は、被害を被った者には深刻に写ります。映画館は人の知識を豊かにしてくれます。有難いです。

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カオルン

5.0スリリングで、面白い!

2025年12月22日
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楽しい

興奮

ドキドキ

45年前の映画とは思えない程スリリングで、面白い映画でした
本当に原作が良く出来ていて、当時の映画業界の活気が漲っていて、音楽もブラスロックで、十分に楽しめました
男性だけでなく、女性にもお勧めします!

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jazz須磨