蛇鶴八拳のレビュー・感想・評価
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緩い作品だが、その後の出世作に通ずる前日譚
総合:55点 ( ストーリー:30点|キャスト:70点|演出:50点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
何ともおおらかな緩い内容の作品で、ゆったりとしたお約束の緩い動きの功夫活劇と、典型的な悪い敵と数々の敵味方の登場人物を、とにかく緩い物語で動かし続ける。
それでもその後のジャッキーの出世作である『蛇拳』『酔拳』に通ずる滑稽な演出も少し取り入れられていて、出世前の前日譚としての興味をそそる内容になっている意味で面白い。その意味でつけた点数の割に嫌いではない。
まずジャッキー・チェンとノラ・ミャオが共演してるだけで凄いと思う。...
もう少し、登場人物の気持ちにも気を配って欲しい・・・
秘伝書を巡る武闘組織間の騒動を描く物語。
ジャッキーチェン初期に撮られた映画ですね。
整形前のジャッキーの顔、そして吹き替えられた声(当時の香港映画は、声優の声があてられた)に、違和感を感じざるを得ませんでした。
ただ、アクションは流石です。全編を通して多くの格闘シーンを楽しめますし、クライマックスは流石の一言。
香港クンフー映画らしい、軽快で迫力のある闘いを観ることが出来ます。
ただ、ストーリーはあって無きがごとく。いや、ストーリーはあるのですが、雑というか・・・いい加減というか・・・
例えば、折角「痣のある男」を探しているのに、ラスボスに捻りがなさすぎます。「拳精」や「少林寺木人拳」ならラスボスに意外性がありましたが、この映画ではそのまんま。
例えば、娘を殺された武闘家。秘伝書を使って混乱を巻き起こした主人公達に対して怒りをぶつけるでもなく、殺した相手への仇討ちも主人公に譲り、しかも仇を生かしてておくことを許容する。
主人公が一人で闘うクライマックスの展開も、強引過ぎて苦笑いが出てきてしまいます。
リアルにしろとは思いませんが、少しばかり雑過ぎるように思えます。
評価はやや厳しめです。
タイトルなし(ネタバレ)
修行シーンはなく最初から強いジャッキーチェン。
蛇鶴八歩という秘伝の書を持ち歩く若者と、それを求めた拳法家が沢山出てくる漫画みたいな話。消えた長老たちは毒を盛られ覆面男に襲撃され殺されていた。その時に殺されずに逃げて一人生き残ってた老師が徐栄風(ジャッキー)に助けられて技を授けたのが事の始まり。
いろいろな流派の拳法家が入り乱れでみんなで戦うシーンは良かった。
最後はタイマン、いきなり終劇する。
ハードボイルドなカンフー映画
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