「ローズ・バッド‼️」市民ケーン 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
ローズ・バッド‼️
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映画の歴史を語る上で欠かす事の出来ない映像テーマパーク‼️今では当たり前となってるパン・フォーカスを初めて取り入れた超絶撮影の数々‼️確かに当時の他のモノクロ作品に比べると、ピントが合いすぎてて、まるで昨日撮影したみたい‼️時空を錯綜させた物語構成と音楽みたいなリズミカルなテンポで、まるでケーンという人物の生涯がジェットコースターのように観ている我々の脳裏を駆け抜ける‼️パン・フォーカスやフラッシュバックなんて今では散々使い古されてる手法なので、この「市民ケーン」で観せられても何も驚く事はない‼️映画史の伝説として語られてきたそれらの事を抜きにしても、この「市民ケーン」という作品はめちゃくちゃ面白いお話であり、衝撃的でしびれるようなエンターテインメントなのです‼️有名な新聞王が死の間際に残した言葉「薔薇のつぼみ」とは何だったのか⁉️ストーリーはそれだけ‼️闇夜のケーンの大邸宅での「薔薇のつぼみ」(まるでホラー映画みたい)、ニュースフィルムの活用のうまさ、そして基本的には一人の男の生涯を探っていくという探偵小説のスタイル‼️金も女も名誉も権力も全てを手に入れ、その全てを失った男が死の間際に思いを馳せたのは、幼き日の母との思い出だったなんて、泣けるじゃないですか‼️オーソン・ウェルズが若干25歳で撮ったのが信じられないとか言われてますけど、逆に25歳という若さがあったからこそ撮れた傑作ですね‼️間違いありません‼️
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