縛り首の木のレビュー・感想・評価
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新しい金鉱のそばには必ず縛り首の木がある
金泥棒が多いということもすぐにわかるが、テーマ曲が明るいのですごく違和感がある。
医者が町にやってきたと大はしゃぎだったが、フレイルには暗い過去がある。「イリノイに戻って火をつけるか?」との言葉に相手を殴り倒すのだ。それに射撃も上手いし、ポーカーもやる。貧乏人からは治療費は取らないという赤ひげみたいな存在だが、裏の姿も興味津々。
そんな折、スイスから町にやってきた馬車が強盗に襲われ、女1人が助かった。その女性エリザベスを取り合っていざこざもあったが、結局は彼女とルーンに独自で仕事をさせるように突き放すフレイル。金鉱も見つかりお祭り騒ぎになったときに事故が起きるが、尊敬した人物であってもあっさりと裏切ったり・・・金鉱の町の人間関係の薄さが浮き彫りとなった。
【2007年視聴】
偏屈医者が強盗に襲われた瀕死の美女を救う。ホの字になる女。いやいや...
偏屈医者が強盗に襲われた瀕死の美女を救う。ホの字になる女。いやいや、無理あんだろ!歳違いすぎ。 金脈発見から縛り首へ、終盤は怒涛の展開。狂乱の民衆に恐怖、今でも起こりそう。 結論、1番可哀想なのはルーンである(笑) 名言、「男ってやつは、女に生かされてるんだな」 主題歌も粋です。
主題歌が有名な西部劇の一本
昔から主題歌だけは知っていたのだが、NHKのBSプレミアムで初めて作品を見ることができた。 それほど有名作というわけでもないが、すっきりした良い作品だと思う。
尋常ではない金脈騒ぎ
ゲイリークーパー扮する医師ジョーフレイルは、新たに家を買いベンピアッツァ扮する金泥棒のルーンを助け使用人にした。ジョーはほとんど無料で治療した。マリアシェル扮する強盗に襲われたエリザベスマーラーが渓谷で倒れていて、ジョーが火傷を治療した。 ジョーは、金を掘り始めたエリザベスとルーンらを陰で援助していたのにエリザベスが商売女呼ばわりされたと文句言われるのは忍びないね。さらにはいざ金脈を当てたら尋常ではなくなるから縛り首になる様な事が起こりやすい。いくら日頃から医療に務めていても公開処刑を受けるものなのかな。
魅力のマリア・シェル出演作だけに残念な作品!
よく解らない映画だったが、 各サイトのレビューの評価が高かったので、 あえて投稿させて頂きました。 前半は、ジョーの秘密は何かとの観点から 興味深く観れたが、その判明後は 疑問の多い展開だった。 ストーリーの骨子は、 人々がゴールドラッシュの狂気の時代、 妻と不倫相手を始末して人間不信にあった ジョーが、 せっかく手にした膨大な金鉱の権利を 放棄してまで縛り首から救ってくれた エリザベスとルーンの行動から、 人を愛する気持ちを取り戻すとの話 なのだろうとは思う。 しかし、エリザベスからしてみると、 確かに二度も助けてもらった相手で、 金銭的価値以上の彼の人間性に惹かれた想い があったとしても、 散々苦労した権利放棄での、 勢いづく群衆の縛り首を止めるシーンが ストレート過ぎて、 リアリティと演出の上手さを 感じることは出来なかった。 また、ルーンの存在の意味が解らない。 彼がいなくとも話は成立するのでは無いかと 思ってしまったり、 エリザベスが明らかに良い印象を 持っていないフレンチを金採掘の共同事業 の相手に選ぶ必然性が分からない等、 話の構成に理解が及ばない。 更に、ジョーがフレンチを殺害するシーン、 確かにジョーが過去のトラウマから エリザベスへの恋心を封印していた結果 とは言え、フレンチの殺害まで及ぶだろうか という疑問が拭えない。 不倫を理由に妻などを殺害した過去を考える と、実はエリザベスが思い焦がれるには 程遠い残虐性が彼の中にあると想像すると、 ラストシーンの二人の抱擁に 素直に感動は出来ない。 あるいは、監督は二人の想いのズレを この映画の隠しテーマにしている のだろうか。 大好きなマリア・シェルが重要な役どころで 出ているだけに私には不徹底さを感じる 残念な作品だった。
面白かった
裏庭に首つりをした木がある家に移り住んだ一家がお化けに悩まされるホラーかと思ったら、西部劇だったのでびっくりした。途中まで話の方向性が見えなくて、でもそれでも面白かった。クライマックスの暴動はすごい迫力でひがみ根性で狂った民衆の恐ろしさが伝わった。しかもちょっと楽しそうだった。
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