知ったこっちゃない

劇場公開日:

解説

移民である自らの父親の人生と彼との対話を通じて、家族の歴史を描いたドキュメンタリー。監督の実父オスカー・ベルリナーは20世紀初頭に200万人の同胞とともに米国に移民してきたポーランド移民の一員で、婦人スポーツ服のセールスマンになり、結婚してアランとリンのふたりの子供をもうけた。その後離婚し、ニューヨークでひとり住まいする彼は、“まともな職業”につかず、助成金や奨学金で映画を製作する息子のアランを批判する。本作では父と息子の対話のほか、彼が撮影した8ミリフィルムや、電話帳で調べた親戚たち、さらに監督が渉猟した父親の記録などを交え、魅力的な庶民のひとりであるオスカーの人間像を浮かび上がらせる。監督・製作・編集は『親しくも未知なる人』(山形国際ドキュメンタリー映画祭93で上映)のアラン・ベルリナー。撮影はベルリナー、フィル・エイブラハム、デイヴィッド・W・ライトナー。録音はベルリナー、スティーヴ・ロビンソン。

1997年製作/60分/アメリカ
原題または英題:Nobodys Business
配給:パンドラ
劇場公開日:1999年9月25日

ストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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