劇場公開日 1990年2月17日

「オリバー・ストーンのベトナム戦争第2作」7月4日に生まれて バラージさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 オリバー・ストーンのベトナム戦争第2作

2025年11月25日
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劇場公開時には見逃してしまい、レンタルビデオで観た。ベトナム戦争で負傷して車椅子生活となり、後に反戦活動家となったロン・コビックの自伝的小説の映画化。コビックは1946年の7月4日という米国の独立記念日に生まれ、1964年に海兵隊に入隊。しかし1968年にベトナム戦争で下半身不随となる重傷を負い、1969年に故郷へと戻ることになる。そこで米国での反戦運動の盛り上がりを目の当たりにしてショックを受け、自暴自棄になって彷徨を経た上で、1972年に自ら反戦運動に身を投じ、1976年に自伝的小説『7月4日に生まれて』を出版するエピローグまでが描かれている。正直言ってトム・クルーズがコビックを演じることに少々無理も感じるのだが、ストーン監督だけあってそれなりに面白かった。

バラージ
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