地獄の戦場コマンドス

劇場公開日:

解説

ドン・マーティンとアーサー・ブラウナーの原案をルチオ・マンリオ・バティストラーダ、アルマンド・クリスピノ、ステファノ・ストルッチ、ダリオ・アルジェントが脚色、アルマンド・クリスピノが監督した戦争アクション。撮影はベニト・フラッタリ、音楽はマリオ・ナシンベーネが担当した。出演はリー・ヴァン・クリーフ、ジャック・ケリーほか。製作はクロシキ・アンド・サンソネ。イーストマンカラー、ワイドスコープ。

1969年製作/イタリア・ドイツ合作
原題または英題:Commandos
配給:大映第一フィルム
劇場公開日:1969年8月9日

ストーリー

一九四二年十月。北アフリカの米軍キャンプでは、サリバン軍曹(L・バン・クリーフ)指揮のもと、選びぬかれた少数の兵士たちが、ある特殊訓練を受けていた。彼らの訓練とは、イタリア人になりすますこと。というのは、イタリア軍が占拠している広大な砂漠のオアシスを奪い、連合軍上陸まで確保せねばならない。そして奪取が成功したら、イタリア兵に偽装して、イタリアの同盟国ドイツを、壊滅することになっていた。かくしてイタリアの軍服に身をかためた謀略部隊は、オアシス占拠に成功した。だが、それからが大変だった。やがてドイツ兵がやってきた。アメリカ兵たちは懸命にイタリア兵に化ける。いざという時のために、天井からマシンガンをかまえることも忘れない。なんとか無事にドイツ軍を見送ると、こんどは捕虜にしていた本物のイタリア兵が集団脱走。灼熱の砂漠で大追跡が始まった。だが、本物のイタリア兵を乗せたトラックは地雷につっ込み大爆発。ひとまず危険は去ったと思ったものの、一人だけ、地雷につっ込んでも生き残った兵士がいた。彼は息も絶え絶えにドイツ軍基地まで行き、ことの次第を報告。やがてオアシスに、ドイツ軍が大拠して攻撃にやってきた。アメリカ謀略部隊と大激戦。双方一人ずつ残して全滅であった。生き残った二人は敵味方に分れてはいるものの、お互に戦争のむなしさを語るのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5音楽が七人の侍みたいだ

2022年1月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

残念ながら、演出の空振りって気がする。ねらいは良いのだが、日本人対アメリカ人ならはっきり分かるが、ドイツとイタリアとアメリカじゃ、分かるはずもない。そこがこの映画のねらいかもしれないが、ただの殺し合いになっている。せっかく、戦車使っているのだから、もっと凄いアクションを、ちゃんとしたイデオロギーの元で見たかった。もっとも、この映画は50年以上前の映画だからしょうが無い。日本のB級映画で言えば、石原裕次郎の零戦黒雲一家とか勝新太郎の兵隊やくざだったんだから。この映画の方が真面目にB級してるかなぁ。兵隊やくざも良い映画だけどね。
10年くらい前に秋葉で380円で買った中古DVD。リー・バン・クリーフの夕陽のガンマンで好きだった。やっと、見た。

でも、実は昔 小岩の映画館で見たような気がする。新荒野の用心棒とか言ったマカロニウェスタンと二本立てだった様な記憶。新荒野が新小岩とかけていたので、なんとなく覚えている。小学校5年位だったので確かではない。
使っている戦車はブルドッグかなぁ?

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マサシ

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