ジェフ

劇場公開日:

解説

アンドレ・G・ブリュネランの脚本を、六一年ゴンクール賞受賞のジャン・コーと監督の「さらば友よ」のジャン・エルマンが共同潤色。撮影はジャン・ジャック・タルベス、音楽は「オー!」のフランソワ・ド・ルーベが担当。出演は「さらば友よ」のアラン・ドロン、「モンテカルロ・ラリー」のミレーユ・ダルクのほか、フレデリック・ド・パスカル、アルベール・メディナ、ジョルジュ・ルーキェ、モーリス・ガレル、アンリ・サルアンク、シュザンヌ・フロンなど。製作は、アラン・ドロン自身。

1969年製作/フランス
原題または英題:Jeff
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1969年12月20日

ストーリー

パリの暗黒街の切れ者ジェフ(G・ルーキェ)は仲間五人と共に宝石商を襲い多額のダイヤを奪った。その後ジェフは宝石を換金するためベルギーの故買商グロートのもとにとんだ。が、ジェフはそのまま姿を消し、四日後仲間たちの待つボクシング・ジムにもあらわれなかった。ディアマン(F・ド・パスカル)をはじめ仲間たちは、裏切られたと怒り狂ったがローラン(A・ドロン)だけはジェフを信じたいと言った。そのため、ディアマンたちは、ローランに見張りをつけ、ジェフの情婦エバ(M・ダルク)から、ジェフの居所を聞きだそうと彼女の家に向かった。ローランが見張りを倒し、エバのもとにかけつけた時、エバは拷問のため傷ついて倒れていた。ジェフを信頼する二人は、ジェフの行方を求めてベルギーへ向かった。そしてその後をディアマンたちが追った。ディアマンたちに命をねらわれる危険な旅を続けるうち互いに魅かれ合いある夜ついに結ばれた。が、その夜があけた時、ローランは「見はらし台で待つ、話したいことがある」とのメモを、エバに残したまま、立ち去ったあとだった。茫然としたエバの前に、ディアマンとグロート夫人(S・フロン)があらわれ、夫人は「夫は殺された。ジェフとローランはグルなのよ」と恐しい告白をした。驚愕したエバは、ディアマンと見はらし台に向かった。そこには、エバへの愛からジェフを殺した、ローランが待っていた。抱き合うエバとローラン。が、再会の喜こびもつかのま、ローランは、ディアマンの手で射殺された。未練を残して倒れるローラン。エバの愛も終りを告げたのだった。

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