劇場公開日 1992年3月21日

JFKのレビュー・感想・評価

全37件中、21~37件目を表示

4.0長い!

2019年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

ケネディ大統領、死の真相に迫る映画。
不謹慎ながら、2時間サスペンスのように、”ある説”に導かれてカタルシスが得られるのかと思ったら…。

映画のラストは、法廷での事件真相(あくまで推論)の説明が大迫力なんだけれど…。

”裁判”は万能ではない。陪審員制度。論理的な説明が何よりも優先されるわけではない。陪審員の信条・心情に左右されてしまう。
そして、”真相”としては納得しても、それが被告がやったことがと言われると、映画の中で提示される事実だけでも、”推定”無罪・有罪?判断ができない。
自分が、この裁判の陪審員だったらと思ってみると、難しい。今の裁判のように、争点を整理して!って言いたくなる。

そんな論理の展開だけでなく、
日本とUSAの制度の違いも???
検事だけれど”選挙で選ばれた”?etc。
USAでは当たり前のことだから説明なく進むが、解説書を片手に鑑賞する必要があるところがある。

しかも長い!
というか、私が期待した謎解きの結論のようなものは、映画の中盤で明かされてしまう。
それから、映画はどう続くのか?
捜査への妨害。
関係者の死。
仲間割れ。
そして法廷場面。
映画としては見せ場なのだが、
各役者は良い演技を見せてくれるのだが、
近年の他の映画に比べると、もたつく。もったいない。

それでも、
『ダンスウィズウルブズ』以降、USAの良心と呼ばれたコスナー氏が、良心を体現する。スーツの着こなし・眼鏡が最高に格好良く、立ち歩く姿を見るだけでもうっとりする。
オールドマン氏は、繊細なキレている人物を静かに表現して、後の『レオン』を彷彿とさせる。
サザーランド氏、ベーコン氏も印象深い。
ジョーンズ氏は、演出があえてそうだったのか、悪人にも善人にも見えない微妙さが凄い。
他にも、ギャリンソン氏の配下の面々も、良い芝居をしてくれるし、仲間の女性が現れると、皆で立って迎えるとか、当時の知的階級の作法も見て取れて面白い。

そして、長さを感じさせる点では映画としてどうかとも思うが、
実際のフィルムを挿入して”真相”に迫っていく手法は見事。
監督賞(ゴールデングローブ)・編集賞と撮影賞(アカデミー)もかくや。

しかし、実話を基にした『バリーシール』という映画もあり、
この映画での”真相”もありえると思ってしまう。
となると、USAって単に軍事産業に群がる人々で動かされているし、
どこかに敵を作っていないと成り立たないのかなあなんて思ってしまう。

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とみいじょん

4.0One man have to be sacrifice. 真実は?

2019年5月5日
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鑑賞方法:VOD
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アキ爺

4.0ケビン・コスナー!

2018年3月18日
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ケビン・コスナーが役になりきっている。
ケネディ暗殺にはさまざまな陰謀説があるのは周知の通り。

それをあらためて検証してゆく男の情熱がわたしに伝わる。

家庭より仕事、でもいいじゃない?
奥さんも最後には理解するのだが。

しかしこうした映画が堂々と作れるアメリカの言論の自由を感じた。

日本はどうだろう?

まだまだ「大統領の陰謀」などの映画を見てみたくなった。

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ゆっこ

4.5それにしても長い

非常に興味深く、 面白いないようでした。 JFK 暗殺は単独犯でなくアメリカ国家ぐるみのクーデターだった、 という真実についてのはなしです。 多分、 アメリカ国民は知っていることなのでしょうが、 日本人の私にとっては斬新なないようでした。 決して事件や証拠を淡々と述べるのではなく、 事件を追い求める人を主人公に注目して、 その人間的な要素を強く押し出したないようでした。 だからこそ楽しめました。

しかし、 それにしても長いです。 全部で 200分の超大作です。 あまりにも長すぎるので、 普段必ず上映時間を記述する 映画.com でさえ記述を拒否しました。 もう少し短くまとめるか、 複数の作品に分割するべきでしょう。

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Check-inや、レビュー投稿には、ニックネームが必要です

4.5実在する人物の提示と同時に

2017年2月22日
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鑑賞方法:DVD/BD
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エリー

3.5謎は謎のままに

2017年2月2日
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鑑賞方法:VOD、映画館

悲しい

興奮

知的

O・ストーンにとってはかなりの意欲作で当時イケイケのK・コスナーを主演に「アンタッチャブル」と役柄が変わらない気も!?

ジム・ギャリソンの奮闘ってかあまり苦悩して大変な想いとか主人公に焦点は当てられていない演出で黒幕の疑いがある連中を中心に描かれギャング映画とか犯罪映画の雰囲気もありT・L・ジョーンズにJ・ペシとG・オールドマン、K・ベーコンの豪華俳優揃い踏みのシーンは圧巻。

疑いのある連中だらけで三時間と長丁場だが何かが解決される訳でも無いしスッキリはしないオチだけどアメリカの怖い部分が見え隠れ。

小学生の時に公開されて映画館に観に行ったが字幕を追うので精一杯だった当時。

戦争は金儲けの重要事項ってな理由も怖い。

家族描写はベタな演出で「キャリー」な奥さんもギャーギャー喚いてうるさくて邪魔だし子供の演技もイヤ。

D・サザーランドの語りとラストの裁判所のK・コスナーの語りも長いかな。

仙台青葉劇場にて鑑賞。

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万年 東一

4.0JFK暗殺と超大国アメリカの闇

2016年12月5日
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知的

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シネマばか

3.5最後の…

2016年9月25日
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怖い

知的

難しい

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みきねこ

4.0JFKを観て・・

2016年7月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

夜中に観たのがいけなかった(笑)とにかく206分の映画は長かった。ドキュメンタリーのようなJFK暗殺事件の真相に迫る作品。2038年に事件の情報公開がされるという。米ソの冷戦終結と作品の製作時期が重なる。歴史は常に流れている。1963年11月22日にテキサス州ダラスで起きた事件の真実が知りたい気もするが、自分は果たして生きているだろうか?(笑)映画は最後の裁判での主人公である検事の主張がクライマックスなので、ここは長くても飽きない・・1991年のアメリカ映画。ケビン・コスナーが若い。

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亮一君

5.0好きです!

2016年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

この話が真実をそのまま伝えているのかどうかは分からないけど、矛盾点を突いていく感じとか、組織的な陰謀の匂わせ方とか、とても良い。

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とたすけ

3.5震えた

2015年11月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

映画を観ていると、偶にぶるぶるっと震えることがある。そういったシーンはあとになって、映画の筋を忘れたとしてもふと思い出したりする。映画の熱量がぐっと迫ってくるのだ。
裁判のシーンは間違いなくそういうシーンになるだろう。震えた

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yo_cga

3.0映画が長くちょっと飽きてくるがそれでもJFKを知るという意味でとて...

2015年11月9日
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鑑賞方法:映画館

映画が長くちょっと飽きてくるがそれでもJFKを知るという意味でとても勉強になった。よく出来た作品だと思う。

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tsumumiki

5.0JFKというタブーに挑戦した勇気

2014年8月15日
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鑑賞方法:DVD/BD、CS/BS/ケーブル

泣ける

興奮

知的

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地元ワンダーランド

4.0ながくて大変

2014年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

ながくて見るのが大変。ながくてもながく感じられない映画もあるが、この映画はそのままながさを実感してしまう。
ようするに結構退屈なのだ。
しかし公開時期を考えると力の込もった大儀ある作品だと感服する。
ラストのケビンコスナーの長セリフはすごく単純に心をうたれる。
それにしてもジョーペシのカツラと眉毛の違和感がすごい。実在の人がそうだったのかもしれないが、ペシさんもうすこし真面目にやりませんか、と誰か言えなかったものだろうか。

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okaoka0820

4.0世界的に有名な疑惑に真面目に挑むドキュメンタリー調の謎解き物語

2013年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

知的

難しい

総合:80点
ストーリー: 85
キャスト: 85
演出: 80
ビジュアル: 75
音楽: 65

 真面目に資料を集め推理を働かせて事件を解明していく、ドキュメンタリー調の社会派ドラマ。このころのケビン・コスナーは悪くなかった。ドナルド・サザーランド、ゲイリー・オールドマンといった実力派が脇を固める。

 アメリカだけでなく世界でよく知られているJFK暗殺事件は、同時にその事件の調査の結論があまりに不自然なことでもまたよく知られている。事件の調査報告の直後からもう調査結果に疑問が投げかけられていた。そして全世界が疑惑をもっているにも拘らず、未だに正式な再調査もなくその疑惑の調査報告が修正されることがないことから、よほど大きな力が裏で働いていると考えるのは当然の推理である。
 この作品はオズワルド単独犯を状況証拠から否定しているだけでなく、その背後に何が起きているのかを推理している。もちろん本当は何が真実なのかは未だに謎のままである。この映画での結論がどこまで真実に迫っているのか知る由も無いが、有り得るなとは思える内容である。

 しかしこれだけ人々が疑問を持ちながらそのまま放置されているほどのこの事件。一応2039年には情報公開できるようになることになっているが、果たしてそのときに本当に真実が出てくるのか常々疑問である。

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Cape God

3.5ダラス、6th Floor Museumに行った後に。

2010年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

たまたまダラスに行く用事があったので、6th Floor Museumに行ってきました。
ここに行かなかったら、この映画も観てなかったかも。
それくらい、この博物館は興味深かったし、考えれば考える程しっくりこないことばっかりでした。

実際、オズワルドが撃ったとされる窓辺りから、JFKが撃たれたX印のある場所を覗いた時に、私も
なんで、Houston Streetを走ってる時に、狙わなかったんだろう?
あえてElm Streetである必要性は何だったんだろう?
後ろから撃たれたのに、何故彼の破片は後ろに飛んだんだろう?と疑問に思いました。
同じ質問が映画の中でもあって、それに対する科学的な推理もあって、色々納得。
でも全部が推理の範囲。
この事件が、現代で起きていれば、分かることもいっぱいあったのに。
何よりも、JFKの家族は憎むべき、許すべき相手もいないまま、もうすぐ47年。
この47年間、どんな気持ちで生きてきたんだろう。

しかし、難しい、この映画っ!
日本語字幕ありで観たかったな。
英語だけで、普段使わないような単語だらけの上に、長編映画となると、集中力が切れます。。
眠りに落ちては、次の日に見直してまた寝落ち、起きてまた観てまた寝て・・・を繰り返し。(反省)
でも最後まで観ました!
最後の裁判のケビン・コスナーの台詞、格好いいです。目が冴えました、やっとw。

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★りんごちゃん★

5.0JFK暗殺の真相とは?

2009年3月27日
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

オリバー・ストーン製作、脚本、監督。
ケビン・コスナー主演。

1963年、テキサス州ダラスで発生した
ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件の謎に迫った問題作です。

いまだに真相が明らかにされていないこの大事件の
捜査に挑んだジム・ギャリソン判事の実話を映画化した作品だけに、
見応え満点で真に迫る物があります。

クライマックスの裁判での「演説」の場面は感動的です。

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だいすけ