「JFKというタブーに挑戦した勇気」JFK やまちゃんの一言さんの映画レビュー(感想・評価)
JFKというタブーに挑戦した勇気
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入社したての頃友人に落合信彦の「2039年の真実」を勧められ、貪るように何度も読んだ。アメリカの暗部をこれだけえぐり出した本はない。こんな本を書いたら米国人なら殺されると。しかし何とオリバーストーンはアメリカ最大のタブーの一つ、JFK暗殺を映画にしてしまった。しかも政府に反旗を翻す、そして誰もが真実だと知っている複数犯説を見事に証明した。
この映画の端々に出てくる哲学的なメッセージ、特に「わかっているのに行動しない人は、卑怯者である」という言葉は、歳を経るごとにじわじわと胸に刺さってくる。それを命を賭けてやったジムギャリソン、彼のような命をかけた仕事を、一生に一度やってみたい。そんな勇気をくれる映画です。
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