劇場公開日 1973年7月21日

「原題“Battle for the planet of the apes”という通り、戦いがメインでシリーズ中 最もバイオレンス色の強い作品」最後の猿の惑星 Jettさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0原題“Battle for the planet of the apes”という通り、戦いがメインでシリーズ中 最もバイオレンス色の強い作品

2024年6月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

クラシックシリーズの5作めであり、最終作
同じ種族でまとまり、他の種族を無意味に敵視し、武器や権力を掌握してトップに君臨しようとする支配欲というものは、類人猿の時代から現代でも続く生き物の醜い性、本作はそんな腹立たしい展開と描写が徹底的に描かれます

シーザーは類人猿の中で暴走するゴリラ種に手を焼き、しまいには息子(名前がコーネリアスだけど、親の名前を付けたのか?)も殺されてしまい、更にそこへ放射能汚染で変異した人類“ミュータント”の襲撃を受け、三つ巴の死闘が展開されるクライマックスは正に“最後の”という邦題がピッタリのハイセンスを感じます

そして、タイムパラドックスに陥りますが、時系列として本作に続くのは第一作め“猿の惑星”に繋がります

Jett