ザッツ・エンタテインメント PART3

劇場公開日:

解説

MGM映画創立70周年を記念して、「ザッツ・エンタテインメント」(74)、「ザッツ・エンタテインメント PART2」(76)に続き、MGMのミュージカル映画の名場面を集めたシネ・アンソロジー。監督・製作・脚本・編集は、前2作で編集を担当したバド・フリージェンとマイケル・J・シェリダンのコンビ。「雨に唄えば」のジーン・ケリーがオープニングとエンディングに登場するほか、「姉妹と水兵」のジューン・アリソン、「バンド・ワゴン」のシド・チャリシー、「キス・ミー・ケイト」のアン・ミラー、「世紀の女王」のエスター・ウィリアムスら、ゆかりのスターたちがホストを務め、カリフォルニア州カルヴァー・シティにある旧MGMスタジオに集まり、曲や共演者にまつわる思い出、当時の体験談、撮影の裏話などを語る。史上初のミュージカル映画「ホリウッド・レビュー」(29)から、カラー時代、ワイドスクリーン時代・・・と時代の流れを追いながら、「雨に唄えば」「イースター・パレード」「バンド・ワゴン」をはじめ、62曲のミュージカル・ナンバーを収録。また、今回は「雨に唄えば」「ショウ・ボート(1951)」「バンド・ワゴン」「ギャビン・イン・ザ・スカイ」など、本編では未使用のアウトテイク6曲を、製作現場の映像と共に初公開。本作の製作に当たり、3原色のテクニカラーのネガ及びサウンドトラック(ドルビー・ステレオ化)を、デジタル技術を駆使して全面的に修復、MGMシネ・ミュージカルの黄金時代を鮮やかに蘇らせている。

1993年製作/アメリカ
原題または英題:That's Entertainment! III
配給:UIP
劇場公開日:1994年12月17日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0これは泣ける!

2022年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 あぁ、『シカゴ』の原型のような女子刑務所!卑猥だということでカットされたシャワーシーン!ううむ、マニアックな編集だ。お蔵入りした未公開シーンを一気に放出したのでしょう。でも、1、2と同じ映像もありますね。

 40年代、黒人歌手の入浴シーン等々、やはりマニアック。すごく綺麗なのに。黒人と白人のロマンスも禁止だし、差別がまだまだ厳しかった。 ジュディ・ガーランドのインディアン姿もボツになって、このドキュメンタリーだけで見られる映像。

 1955年にプレスリーの『監獄ロック』という新世紀映画にに人気を奪われ、1958年の『恋の手ほどき』で終焉を迎えるMGM黄金期。ハリウッドで一つの時代の終焉を感じるけど、悲しくなってくるのはジュディー・ガーランドの死なんでしょうなぁ。。。前作、前々作からかなり時間の経過があるのは、ミュージカルスター3人のそれぞれの想いがまとめられたためなのでしょう。感情が入っていました。

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kossy

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