「決して、ひとりでは見ないでください‼️」サスペリア(1977) 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
決して、ひとりでは見ないでください‼️
いわゆるイタリアの "ジャッロ映画" の最高峰‼️「決して、ひとりでは見ないでください」というキャッチコピーもホラー映画史上最強ですね‼️バレリーナ志望の少女スージーが、入学したドイツの寄宿制バレエ学校で次々に何者かに襲われ・・・‼️今作はホラー映画版「不思議な国のアリス」とでも言いましょうか⁉️オープニング、ドイツに着いたスージーを拒絶するかのような土砂降りの雨‼️さらにタクシーに乗車拒否されまくり、ずぶ濡れになったスージー‼️不気味な不安を煽るオープニングですよね‼️実は初代校長が魔女だったというバレエ学校‼️人間とは思えない厳格な女教師、おとなしい盲導犬が人間を襲い、深夜に聞こえてくる女子寮を徘徊する足音‼️髪を梳くスージーに大量に降り注ぐウジ虫‼️もうホントにアルジェント監督は美少女虐待が趣味なのかもと疑ってしまう殺戮シーンの数々‼️ガラスをぶち破って首を吊る‼️ポールで串刺し‼️ワイヤーの中へ飛び込み身動きが取れなくなり、もがくほどにワイヤーが食い込む‼️アルジェント監督の十八番である鮮烈な赤の色彩=血のショック映像が満載です‼️ラスト、炎上するバレエ学校を後にするスージーの笑みは安堵なのか⁉️ひょっとしたら魔女としての笑みなのか⁉️もし子供の頃にこの作品をひとりで見たら、それはトラウマ確実‼️伝説のプログレ・バンド、ゴブリン作曲による音楽もあまりに不気味すぎて、一度耳にしたら二度と忘れられないはずです‼️
活動写真愛好家様
お邪魔します。
レビューを読みながら思わず「うん!うん!」と頷いてしまいました。
私は中学生の頃、テレビ放映で今作を「ひとりで」観ていて、確かワイヤーのシーンで恐怖が限界点に達し、テレビを消して寝た想い出があります(苦笑)。
赤ヒゲでした。