ゴッドファーザーPARTIIのレビュー・感想・評価
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慕われていた男が孤独になるまで…
これは観た後ため息必須だなぁー
前作がただでさえ深いのにさらに深い作品になっている。奈落に突き落とされた感じ。その奈落からはどう考えても深すぎて戻ることができない。
はぁぁぁぁぁ…
深いね〜
そんな深いなら⭐︎5にしろって?
この作品無駄に長い!
もちろんこれほど濃厚なら3時間ぐらいいくけど、無駄なシーンが多すぎる気がする。20分ぐらいはストーリーはそのままで短くできると思うのは自分だけだろうか?さすがに眠くなる。
でも多分2回目以降はそのシーンすら必要不可欠に思えるのかもしれない。
【家が幸せだった頃】の回想が…(TT)
75年アカデミー作品/監督/助男/脚色/作曲/美術賞総取り。
仕事は大成したが、家庭は崩壊した男がラスト思い出す【家が幸せだった頃】の回想が…(TT)
前作もアルパチーノ等、新人らの発掘凄いが、今作もデニーロを見出す。
題に"2"と数字を付けた最初の映画。(2020/3/24)
序盤からの現代パートが難しい。誰と何をどう争っているのかよく分から...
序盤からの現代パートが難しい。誰と何をどう争っているのかよく分からない。昔パートの話、こちらは理解がしやすい。デ・ニーロの演技、本当に前作のドンそのものです。
分からないながらも我慢して見ていると話の骨格が見えてきます。
前作のドンとの比較なんですね。世間でよく言われる「2代目はあかん」の秘密がここにあるかも。それにしてもなんとも重厚な雰囲気。これ味わうだけで価値ある作品です。長いけど(笑)
ゴッドファーザー、ビトー・コルレオーネの縄張りを継いだ三男のマイケ...
ゴッドファーザー、ビトー・コルレオーネの縄張りを継いだ三男のマイケルが次々に宿敵を倒し、ファミリーを形成していくまでの過程を、若き日のビトーの足跡を挿入しながら描く。
ゴッドファーザーの前後
ビトーが子供のとき家族を殺され、アメリカに渡りニューヨークで顔役となるまでが半分で、ビトーはロバート・デニーロが演じている。
一方、競合するギャングのボスを皆殺しにしたマイケルは、新たなビジネスを立ち上げるためキューバに行く。
キューバ革命や議会証言などを交えながら、フレドの裏切りやケイとの別れがドラマを厚くしている。
3時間半近くの長尺ものだが飽きさせない。
映画を観る至福の時間を3時間以上も体験できる
ゴッドファーザーが1972年公開
それを観たスコセッシが翌年ミーンストリートを公開する
それを観たコッポラはその翌年本作を公開する
このこだまのような映画の呼応が凄まじい高みに本作を押し上げた
ミーンストリートで名を上げたロバート・デ・ニーロは本作で大スターの座を不動のものにした
3時間を超える超大作にも関わらず、一切ダレることはなく、私達を最後までラストシーンまで連れて行ってくれる
終盤には終わってしまうのが惜しいくらいに没入してしまうのだ
ロバート・デ・ニーロはもちろんのこと、アル・パチーノの凄まじい迫力と演技力に酔いしれる
正に映画を観る至福の時間を体験できる
素晴らしい傑作だ
それ以上付け加えようとも蛇足になる
相変わらずの傑作
父ビトーの若かりし頃と子マイケルの対比が今作を構成している。希望に満ち溢れた若かりしころのビトーと比べ、部下より孤立し、父親の築いたファミリーが変化していく感じが非常に現実的で濃厚でいい映画にできてると思った。
ロバートデニーロにしてやられた。
デニーロの演技の素晴らしさに尽きる。本当に晩年のゴッドファーザーに良く似せていた。レナードの朝や恋に落ちての印象が強かったので、全然ロバートデニーロだとは気づかなかった。貧しい移民の青年が、だんだん自信をつけ、裏の世界でのし上がっていく様子と彼の家族への思いがひしひしと伝わってくる演技だった。
男の人みんなコレ好きだけど、 女だからかまだこの男のロマン的な雰囲...
男の人みんなコレ好きだけど、
女だからかまだこの男のロマン的な雰囲気が分からぬ
ネタバレ解説を読まないと理解出来ない出来事も多かったので私には挑戦するにはまだ早かった
シリーズ中一番人気が高いのも頷ける…でも長い
前作の前後を交互に見せていく構成で、若き日のヴィトーをデ・ニーロが、息子マイケルを前作に引き続きアル・パチーノが演じている。
デ・ニーロがマーロン・ブランドのしゃがれ声まで見事に再現しててビックリ。
ヴィトーとマイケルを対比的に交互に見せる演出は良かったし、シリーズ3作で一番人気も頷ける。
ただ…やっぱ長いよねw
若き日のアル・パチーノ・・
シチリア出身のマフィアのファミリーの大河ドラマ。ドンの父子がのしあがった二世代の物語。若き日のアル・パチーノやロバート・デ・ニーロが観られる。今も昔もカッコいい。特に幼い頃のドン・ビトが眼前で母親を銃殺されて、イタリアからアメリカにひとり移住して苦労した様子がよく解る。何度も観たい映画の名作。他のレビューも評価が高い・・
駄作と傑作は紙一重
映画としての構造の素晴らしさが無かったら0.5の評価だ。素晴らしい映画はその難解さをもってしても映像の迫力で眠気などは誘わないものだ。この作品は映像にする意味があったのか疑問。小説としてならドストエフスキー並の作品だが映像の緊張感は役者によって支えられているだけ。映像の美しさは感じなかった。映画はもっとシンプルで絵的に美しくあるべきだ。絵的に美しくあったうえで構造の複雑さを追及してほしい。
私の生涯ザ・ベスト・ムービー
昨日この映画の事を、飲み屋で若い部下に熱く語ってしまいました。ゴッドファーザーの跡目を継いだマイケルと、このファミリーを作った先代の足跡を、アメリカの裏面史とからめて描いたこの作品は、そのスケールといいドラマ性といい、まさに映画の王道を行く素晴らしい出来栄えと何度見ても感心させられます。
イタリアからアメリカに逃げてきたコルレオーネ村の痩せっぽちの男の子が、ひとかどの男になっていく過程は、どんな社会においても通じる成功する男の生き方のヒントを与えてくれるし、一方、成功して豊かになった2代目のマイケルが、大事なものを失っていく過程、トップに立ったが故の悲しさの対比が、美しい映像と相俟って見事なドラマを見せてくれます。
それにしてもデニーロとパチーノという名優のなんと贅沢な共演でしょう。長い尺の映画ですが、その長さがかえって嬉しい、これこれ映画!な作品でしょう。
1と同じか、それ以上に好きかも知れない
デニーロがあまりに素敵で卒倒しそうでした。奥さんはチャーミング、子どもを二人で大事に育てている。そしてイタリア移民同士助け合って気持ちを分かってあげようとする。仲間を困らせる人間には相応しい応酬をする。両親と兄の敵討ちも盛り上がりました。この2を見て1が本当によくわかるので両方見なくては!ですね。1は念願叶って映画館で見ることができました。2も映画館お願いします!
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「午前十時」ありがとう!2も映画館で見ることができました!家で見るのと全然違う。室内の暗さ(マイケルが居るボートハウス内の美しさは極上)、湖や雨の音、曇りがちの空、雪を踏む音、ドアや扉や窓やカーテンの役割が視覚と聴覚に直接訴えてきました。アルに全てを目で伝え指示するマイケルの演技に痺れ、「ファミリー」の二義性がフレッドを通して伝わりました。居場所を求める心優しいフレッドのもがきはマイケルの苦しみと表裏一体で胸が痛くなりました。ヴィトーが家族と共にシチリアに一時帰国した時の様子は、1でマイケルがシチリアに身を潜めていた時期を思い起こさせました。「オレンジ🍊」の役割、赤ワインをコップで飲むなど細かいことを挙げたらきりがない。本当に良かった。(2022.04.08.)
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デニーロ、細くて背が高くて美しかった。顔にほくろがある人が好きなので右頬のほくろが良い!後年のドンの癖もすでに身につけていて(声まで)デニーロの役者根性見せつけられました。パチーノはますます怖さが増して美しい。1の時と顔つきが変わり、眼も美しさは同じなのに変わった。父親とどんどん異なる方向に行かざるを得ない時代の流れの中でマイケルは苦悩しながら冷酷にならざるを得ない。1と合わせて何十回見ても全く飽きないのは原作が素晴らしいから。映画では描かれていない場面や説明されてない事柄もわかるので原作読書も充実です。
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