「ファミリーの絆・・・闇の息吹と崩壊の時・・・」ゴッドファーザーPARTII　ratienさんの映画レビュー（感想・評価）

「パートII」の方が「Ⅰ」より好きと言う話をよく聞きます。今回、見直したんですが、やっぱり自分は「Ⅰ」の方が好きかな。

前のドンと今のドンの様子が行ったり来たりの展開は、面白いとは思いますが・・・
前のドンの若い頃をロバート・デ・ニーロが演じているんだけど、良かったですね。ホンッとマーロンの若い頃みたいに自然に見れました。 ファミリーとして出来上がっていく様で、反社な行動もとるんですが、子供4人の幸せな家族描写が印象的でした。
ドンを引き継いだアル・パチーノなんですが、闇の部分がクローズアップされていき、奥さんとの溝が大きくなっていく。
この比較が自分のなかでは、切なかったですね。特に最後の告白はショックでした。

そうなんです。 デニーロパートは、かなり面白く見れたのですが、アル・パチーノパートが淡々としていて、面白味を感じないんです。
まぁ、好みの問題ではあるんでしょうが、ちょっと自分には合わなかったかな。