「二代めの憂鬱」ゴッドファーザーPARTII りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
二代めの憂鬱
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午前十時の映画祭12にて。
1901年のイタリア・シチリア島で、9歳のビトはマフィアにはむかったと父を殺され、父の葬儀の最中に兄を殺され、ビトだけは助けてくれと嘆願に行った母まで殺され、天涯孤独となり、ひとりでアメリカ・ニューヨークへと渡った。ニューヨークのリトルイタリーで成長し、困ってた住民に寄り添い、街を牛耳ってたギャングを殺したことで、移民たちから信頼され、頭角を現していき、初代ゴッドファーザーとなった。その父を回想する二代目のマイケルは、妻に逃げられ、兄弟や義兄弟を殺さないといけなくなり孤独感を深めていく、という話。
偉大な父の後継者で二代めの大変さ、ボンクラ兄弟の面倒をみないといけない責任感、色んな思いを感じさせてくれる作品だった。
権力を持つと人は変わっていく、変わらざるを得なくなっていく、望むことでなくても。そんな思いを持つ、味わい深さを持てた。
大画面で観れ、感謝です。
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