ゴダールのマリア

劇場公開日:

ゴダールのマリア

解説

フランスの名匠ジャン=リュック・ゴダールが、聖母マリアの処女懐胎とキリストの誕生を現代に置き換えて描いたドラマ。ゴダール監督の長編「こんにちは、マリア」と、ゴダール監督のパートナーであるアンヌ=マリー・ミエビル監督が11歳の少女の日常を繊細につづった短編「マリアの本」の2作品で構成される。

スイス、ジュネーブ。タクシー運転手のジョゼフは、バスケットボール部に所属する女学生マリーに思いを寄せていた。ある日、天使ガブリエルがジュネーブを訪れ、処女であるマリーに受胎を告知するが……。

その挑発的ともいえる内容から上映禁止や抗議活動などが相次ぎ物議を醸した。マリー役に「カルメンという名の女」のミリアム・ルーセル。

1984年製作/107分/PG12/フランス
原題または英題:Je vous salue, Marie
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
劇場公開日:2023年4月28日

その他の公開日:1986年3月1日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)Gaumont

映画レビュー

4.0素晴らしく美しい

2023年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

本当に美しい撮影なので、ただただ目に栄養を与えるべく見続けていたいのだが、つい、何を言っているのかも気になって字幕を追ってしまう。そしてセリフの理解がいまいち追いつかないものだから気が散ってしまう。いっそのこと吹き替えで見たい。生々しい女性の部分があけすけに描写されて、大スクリーンで見ると心底圧倒された。
冒頭の短編「マリアの本」は何度見ても、主人公が喋り、動き、踊る全てのシーンが素晴らしくて新鮮な気持ちになる。そしてお母ちゃんが美しい。父親はクズ男。

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どんぐり

3.0<その頃>

2019年1月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

萌える

一人の少女を軸に家族三人の話で進むと思いきやゴダールの演出から難解に!?

久々に物語のあるゴダール作品を観た気もするがそもそもの知識がないので意図はサッパリ解らず!?

だが展開や構成に飽きることはなく女性陣も綺麗に描かれていて世界観に魅了される。

知識人や頭の良い人が観ることによって本作の素晴らしさが活きるのだろう。

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万年 東一

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