ゴースト・パパ
劇場公開日:1991年8月1日
解説
予期せぬ事故によりゴーストとなってしまったパパが、家族のために奔走するヒューマン・ドラマ。監督は「スター・クレイジー」「ファスト・フォワード」のシドニー・ポワチエ。製作はテリー・ネルソン、ブレント・マドック、S・S・ウィルソン。脚本はクリス・リーゼ、マドック、ウィルソン。音楽は「ティファニーで朝食を」「酒とバラの日々」「ビクター/ビクトリア」でアカデミー賞を受賞したヘンリー・マンシーニ。ゴースト・パパを演じるのはアメリカのテレビ番組で有名なビル・コスビー。
1990年製作/アメリカ
原題または英題:Ghost Dad
配給:UIP
劇場公開日:1991年8月1日
ストーリー
エリオット・ホッパー(ビル・コスビー)は、仕事に追われるサラリーマン。彼には三人の子供がいたが、妻に先立たれたため、もっぱら長女のダイアン(キンバリー・ラッセル)が母親役をつとめていた。一生懸命働いてきたかいあって、重役の椅子まであと一息、というところまできたエリオット。ところが大事な時に交通事故に遭い、ゴーストとなってしまった。霊界の管理人エディス・モーザー(イアン・バネン)は、彼に三日間の猶予を与える。エリオットは残された子供達が生活費に困らないようにと、ゴーストのまま仕事を進めていくが、息子のダニー(サリム・グラント)が学校でマジックを披露している最中、鍵のかかった箱から脱出できなくなってしまったことを察知し、会議を放棄、ダニーを助けに行ってしまう。会社側は彼の態度に腹を立てクビを申し渡した。そんなとき、モーザが現れて、エリオットの肉体がまだ生きているらしいことを報告した。子供達はエリオットの身体を探しに行くことにするが、ダイアンが転倒して重症を負った。病院に運び込まれたダイアンは、生死の間をさまよい、ゴーストになってしまう。エリオットはダイアンに生きることの大切さを教え、自分の体へ戻るよう説得した。ダイアンも、偶然病院内で見つけたエリオットの体をエリオットに見せて、先に戻るよう頼んだ。二人はそれぞれの体に戻り、無事生き返ることができるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- シドニー・ポワチエ
- 脚本
- クリス・リーゼ
- ブレント・マドック
- S・S・ウィルソン
- 原案
- ブレント・マドック
- S・S・ウィルソン
- 製作
- テリー・ネルソン
- 撮影
- アンドリュー・ラズロ
- 音楽
- ヘンリー・マンシーニ
- 編集
- ペンブローク・J・ヘリング
- 字幕
- 進藤光太