荒野の用心棒のレビュー・感想・評価
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イーストウッド=山田康雄以外は考えられない!
黒澤明の「用心棒」を西部劇風にリメイク(無許可でのリメイクですが)でイーストウッドの初期の代表作を初めて観ました。
特に初期の頃から現在までの目つきは変わらずの鋭さだなと思いました!
そして山田さんの声は子供の頃に観たルパンの声だけかと思いましたがイーストウッドの声でもダンディさは出てました。
※山田康雄の没後の公認声優は勝手な事かと思いますが2代目ルパンの栗田貫一でも聴いてみたいです。
定番はさすがに定番
マカロニウエスタンの割に筋が凝ってる
若きイーストウッドの躍動感
この映画の音楽を聴くと
「迷宮グルメ」が出てきてしまうのですが。って、この映画の制作は1964年、もちろんこの映画の方が先だし、「迷宮~」はオマージュで使用しているのですよね。しかし「迷宮~」で食材を投入するときの銃声も、このテーマソングからきていたのだなー。
あまりにも有名な映画ですが、観た記憶がはっきりせず、正直今回が初見の感覚で見ました。クリントイーストウッドが若いですね。当時34歳。Wikipediaによると、この映画、当初ヘンリーフォンダを起用する予定だったそうですが、それではまるで違った映画になっていたでしょう。ヘンリーフォンダが演じていたなら彼が今まで演じてきた役柄から観客は最初からこの流れ者がいい人であることを確信した上で映画をみることになりますが、クリントイーストウッドが演じることで一筋縄でない流れ者である印象を受けます。
正直、働き手の男性がほとんど殺されてしまった町でどうやってみんな生活しているのか不思議です。棺桶屋には誰が支払ってくれるのか?なぞです。しかしこの映画はあまり深く考えないで見るのが一番。痛めつけられた主人公が復活して敵の前に現れるときの演出、まるで劇画だよなーと思いながら、でも、良い。最初に主人公が着ていたポンチョ、また突然ラスト主人公が着て現れます。それにはちゃんと理由があるのですが、それまでちゃんと取っていたのですね。
この映画は「用心棒」のパクリだそうですが、オリジナルは見てません。でも世界的にヒットしたということはこの映画を制作した人たちが単なるパクリに仕上げなかったからでしょう。やはり才能がある監督と才能がある作曲家と才能のある役者の出会いのケミストリーからこの映画は生まれたとおもいました。
全てはここから始まった(サンプリングが)
ラスト10分の決闘シーンを見逃すべからず
本作が黒澤明監督の「用心棒」のplagio(盗作)であろうと今さらどうでもいい問題。
riavvio(リブート)作品として、作品そのものに観るべき価値があれば全て良し。
Ennio Morriconeの物哀しい旋律が、荒れ果てた町の虚無感を無言で表現している。
ストーリーは呆れるくらい「用心棒」とうり二つ(だから盗作と言われる訳だ)。しかし、C. Eastwoodの一匹狼の用心棒の佇まいは、三船敏郎のそれとは異なる世界を表現している。
圧巻はラスト10分の決闘シーン。
マカロニウエスタンのベーススタイルを作り、本場アメリカの西部劇にも影響を与えた作品として納得のガンファイト。「本家」とどっちが好きかは観る人のお好み次第。
映画の歴史を変えた盗作!?
荒野に現れた旅人が町の悪人どもをやっつける西部劇
荒野に現れた旅人が町の悪人どもをやっつける西部劇。主人公の早撃ち射撃シーンなどの活躍は見ていて爽快。話はテンポよく進み、自然とストーリーに引き込まれていく。物語自体は ありがちな内容だが、要点を押さえた つくりは見事。安心して人に勧めることのできる作品。
敗訴までした黒澤作品の究極まるパクリ映画(らしい) 私め、浅学ゆえ...
敗訴までした黒澤作品の究極まるパクリ映画(らしい)
私め、浅学ゆえオリジナルを知らんのです。
この際、許してやってください。イーストウッドファンのお願いです。これなくして、イーストウッドは成り立たんのです。
冒頭のモリコーネの音楽でもう名作。そしてなんといってもイーストウッドがかっこよすぎ!
散々ボコられた後のラスト対決、登場の仕方からもうたまらん!
パクリでもいいもんはいいのです。ほんと許してやってつかーさい。レオーネ監督もまだ未熟だったんです。いいじゃないですか、かえって黒澤作品の名を高めた訳でもあるし。
親父が見てるのを横目で見て、イーストウッドにシビレていったんだろうなあ。あんまり記憶にないけど(笑)
イーストウッド西部劇の傑作
バックトゥザフューチャー
いわくつき、だがおもしろい
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