「気高きガンマンたち」荒野の七人 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
気高きガンマンたち
クリックして本文を読む
"荒野の七人" シリーズ第1作。
DVDで3回目の鑑賞(吹替)。
「七人の侍」のハリウッド・リメイク版ですが、「所詮リメイクだろう」と侮ることなかれ。オリジナル版を真摯に換骨奪胎し、見事な西部劇に仕上げているなと思いました。
当時すでにスターだったユル・ブリンナーを筆頭に、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンなど、錚々たる顔触れが揃っていました。
…とは言っても、マックィーンらは当時まだ無名の俳優でした。本作が大ヒットしたことがきっかけでブレイクし、一躍スターダムを駆け上がっていくこととなりました。
武士と農民の関係性が本作では民族の違いにまで拡大され、濃密なドラマが展開されました。7人のガンマンが抱える事情も明かされて、クライマックスへの高まりは最高潮に。
オリジナル版ではクライマックスまでに2人の侍が命を落としますが、本作では7人全員で最終決戦に挑みました。
突き抜けるように晴れ渡った空模様の下(オリジナル版は土砂降りの大雨だった)、盗賊たちとの間で繰り広げられた壮絶なガン・ファイトが圧巻で、手に汗握りっぱなしでした。
[以降の鑑賞記録]
2024/03/31:DVD(吹替)
※修正(2024/03/31)
コメントする
しゅうへいさんのコメント
2021年8月5日
僕も本作の音楽好きです。「大脱走」も しかり… (笑)
聴いただけで "ザ・西部劇" って感じる テーマ音楽…確かにいっぱいありますよね! 同感です。
総じて昔の映画音楽って、印象的な名曲 が多いような気がします。