劇場公開日 1947年8月30日

荒野の決闘のレビュー・感想・評価

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4.0馬の躍動感

2024年3月11日
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鑑賞方法:VOD

黒い馬たちが集団で砂埃を上げながらカーブを曲がって走っていくそれの連なりだけでワクワクしちゃう、そんな映画でした。
ラストの決闘シーン、馬が通り過ぎてその砂埃の向こう側で銃が打たれて1人死ぬ、なんて格好いいんでしょう。
惚れ惚れ。

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あした

3.5映画終活シリーズ

2024年1月20日
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鑑賞方法:VOD

1946年作品
ジョン・フォード作品鑑賞2作品目
黒澤明監督が影響を受け
「七人の侍」の雨の決闘シーンなどに、リスペクト
前回鑑賞した「駅馬車」と似た人間模様が描かれてるところがなんとなくジョン・フォード作品の色がわかってきたかな…

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あきちゃん

5.0マイ・ダーリン・クレメンタイン

2023年12月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

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しゅうへい

4.5ジョン・フォード監督の傑作のひとつ🎥✨

2023年9月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

久しぶりに鑑賞🎥
1980年代リバイバル上映の際、初めて映画館で観た時の邦題は『いとしのクレメンタイン』だった🙂
それほど、本作の音楽はインパクト強い🎶

従前の西部劇はドンパチ中心のイメージだったが、この作品は人間ドラマがキッチリと描かれているジョン・フォード監督の傑作✨

牛の群れを連れた男がカリフォルニアに牛売りに行こうとしていたが、牛を盗まれ、18歳の弟も殺され、男はトゥームストンという町に残ることにした。
彼がワイアット・アープ(ヘンリー・フォンダ)であり、ドク・ホリデイ(ビクター・マチュア)との出会い、ドクの女=チワワ(リンダ・ダーネル)やドクを追いかけて来たクレメンタイン・カーター(キャシー・ダウンズ)、そして弟の仇=クラントン一家(ウォルター・ブレナン他)を巡って様々なドラマが描かれる。

全編にわたって行き届いたような画面・セリフ・動作なども見事であり、有名な「OK牧場の決闘」も素晴らしい🌟

1970年代に学生だった頃、週刊少年ジャンプに連載されていた「荒野の少年イサム」(川崎のぼる)という漫画が大好きで、いまだに当時買ったコミックス(全12巻)を時々読むが、イサムもこの映画に影響を受けた部分もあるような気がする。

何度観ても素晴らしいジョン・フォード監督の傑作のひとつ🎥✨

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たいちぃ

4.0不朽の名作ですが

2023年5月25日
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映画史に輝く不朽の名作、というのが頭にスリ込まれていますが、それを知らずに観たら確かに素晴らしいとは思うものの、それぼどの名作かどうかは自信が持てません。

「抒情的」なシーンは印象的だし、話の展開も速いし、駅馬車が疾走するところなんかはさすがフードの旦那、というカンジはしますけど。
時代なのか、西部劇の佳作、といった感想です。

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越後屋

5.0いとしのクレメンタイン

2023年4月11日
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楽しい

興奮

「駅馬車」や「捜索者」と並ぶジョンフォードの最高の西部劇の1本です。やはりアクションシーンももちろんですが、この作品の魅力はそういう動のシーンよりも、静のシーンに集約されると思います。特に教会へダンスに行く前の日曜日の朝のシーンにおけるワイアットとクレメンタインのやりとり、そして「私はクレメンタインという名前が大好きです」と言って去っていくラストシーンまで、主題曲「いとしのクレメンタイン」の印象的な旋律も相まって忘れられない感動を与えてくれます。

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活動写真愛好家

4.0西部劇の世界そのものを味わい、楽しむ映画

2023年3月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

「おー前だーれ、おー前だーれ」と小さいころ歌っていたような記憶がある。

雪山賛歌と同じメロディなので、「きっと雪山賛歌はこの映画の主題歌の替え歌なんだろう。この映画のヒロインのような美女とは到底結婚できそうもないので、へん!俺には女なんかいらない。俺には山があるもんね」ともてない山男が自分を慰めるため作った歌だろう、ぐらいに思っていた。実際はそうではなく、雪山賛歌はこの映画ができるずっと前に作られたらしい。この歌は西部開拓時代に鉱山の男たちによって歌われていた民謡だそうだ。歌の内容は、鉱山で働く男の娘が川に落ちて死んじゃった、というようないいかげんな歌詞で、この映画のクレメンタインとは似ても似つかない。

この映画を見たいと思ったのは、「ルパン三世カリオストロの城」のラスト近く、ルパンがクラリスと別れるシーンが、この「荒野の決闘」のオマージュだと知っていたからだ。ワイアットとクレメンタインが向かい合って立っているシーンは、ルパンとクラリスが向かい合って立っているシーンと全く同じである。特にクラリスとクレメンタインは同じ人間だと言ってよい。こんな女性とこんなふうに真っ直ぐに向かい合って立つ、というのはいったいどれほどの緊張感なのだろうか。

しかし、その緊張感は、その両者が最高にいい男と最高にいい女であるから起こるものに違いない。上記の二つの映画とも、その男と女がどれほどいい男であり、いい女であるかを充分に描いてきたからこそ、このシーンはこんなにも高まるのだ。言い換えれば、二つの映画の全内容はこのシーンのために存在していると言ってよい。

この映画のワイアットはやくざ者に対しては驚くほど素早く的確な対処ができる。保安官として、超有能である。ところが、恋したクレメンタインに対しては驚くほど不器用で、はにかみ屋だ。その落差がいい。町の人たちがダンスをしているのを見て、二人もダンスをしたくてたまらない。でも、どちらからもそれを切り出せなくてもじもじしている。意を決してワイアットはダンスをに誘う。クレメンタインは喜んで応じる。なんてウブな。でも、これこそが恋の幸せというものだ。
また、ワイアットは実直この上ない。それに大して男前とも思えない。しかし、カッコいいのだ。魅力がある。歩き方が独特だ。この歩き方は見覚えがある。最初に作られたスターウォーズで、ハン・ソロが酒場で、争いごとを鎮めた後、悠然とその場を立ち去る時の歩き方と同じだ。あの歩き方は普通じゃなかったので、あれは何なんだろう、と気になっていたのだが、この「荒野の決闘」を見て、わかった。あれはこの映画のヘンリー・フォンダの歩き方を真似していたのだ。

この実直なワイアットとクレメンタインが別れのために向かい合って立ったあと、ワイアットはクレメンタインの頬にキスをする。このキスシーンは試写会の時はなく、ただ握手するだけであったらしい。しかし、試写を見た一般観客はキスシーンを期待していたので失望した。それで、キスシーンを新たに撮って、握手に替えたそうだ。握手だけの方が主人公らしいが、一般のアメリカ人にはプラトニックでありすぎたようだ。でも、やっぱりキスシーンがあった方が甘くて、満足感が高いだろう。そして、二人はここで別れても、この後再会し、幸せな結婚をすることがほぼ約束されているようなものだから、観客は幸せな気持ちになれる。

この映画の魅力は何だろうか。恋があり、決闘もある。殺伐としているが、解放感がある。現代人にとって、この解放感は大きい。西部開拓時代の町の人々もしっかりと描かれている。背景のモニュメントバレーは観光地で、西部のどこにでもあったものではないが、雄大だ。この映画には、それほど大きな感動というものはないかもしれないが、全てがよくできていて、人物はみんな存在感がある。味がある。最高の料理人の料理にどこか似ている。「西部劇」の世界にじっくりと浸りたい、味わいたい、楽しみたい、と思ったとき見る映画だと思う。期待を裏切ることはまずない。

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ダンマダミタ

4.0クレメンタインは浮世離れしているから良い

2023年1月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

今の価値観で観るか、昔の価値観で観るかで評価が分かれる作品ですね。

古い映画は上映当時の気分に浸った上で鑑賞するのが自分の流儀なので、率直に言って西部を舞台にしたラブコメディですね。俺は好き。

観る前はもっと血なまぐさいものを想像していたのだが、荷物運びをしたり陽気にダンスを楽しむワイアットアープもとぼけていていいじゃないですか。

物足りなさを感じるのは悪党側の描き込みが無いからだけど、決闘よりも西部の町の〈匂い〉を伝えたかったのかな。雰囲気というか。

まあ、そこが魅力なんですけど。

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K・M

4.0雄大で繊細な正統派西部劇の傑作

2023年1月15日
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普段から映画を見ていれば見ているほど奥行きが感じられる映画だった。少なくとも1年前の私だったら単なるステレオタイプの西部劇としか認識できなかったと思う。

とにかく映像が雄大だ。ジョン・フォードは荒野を駆ける馬群を惜しげもなく脚から写す。というかほとんど脚しか映さない。なぜならそれが馬を一番カッコよく撮る方法だから。やがてカメラは馬群が立てる後方の土煙へと横移動していき、映画が今まさにダイナミックな運動の中にあることを受け手に体感させる。

また彼は繊細さをも併せ持っている。例えば中盤で街の人々が何やら広場のほうを目指して荷物を運ぶ光景がインサートされるが、これは作品に程よい弛緩をもたらすと同時に、その後にアープ保安官とクレメンタインが広場の真ん中に新築された簡易教会の完工パーティーにて淡いランデブーを楽しむシーンの呼び水ともなっている。一挙両得の賢い見せ方だなあと思う。

アープ保安官とクレメンタインの離別シーンについても、淡々としていたのがかえってよかった。西部の乾いた空気には涙に濡れそぼった過度なセンチメンタリズムは似合わない。誰も何も言わずとも、彼ら彼女らが心のうちに抱える寂寞は、ロングショットで映し出された無辺の荒野に点在するサボテンや奇岩たちがじゅうぶんに代弁してくれている。

確か蓮實重彦を初めて読んだとき、物語なんかどうでもいいから映像を見なさいみたいな教説を延々と聞かされてうるせ〜なクソジジイと少年じみた反抗心が湧き、それゆえ彼が評価するジョン・フォードにも食指が伸びなかった。しかし映画をとにかく見まくって、おぼろげながらもショットが何なのかを自分なりに掴みかけてきている今、彼の作品がどれだけすごかったのかがだんだんわかってきた気がする。制約が多く記名性も低い娯楽映画の範疇でこんなものがチョロっと撮れてしまうフォードやヒッチコックはやはり巨匠と言われるだけある。

そういうわけで久々に蓮實重彦の著作をパラパラとめくってみたが、清水宏を見てない奴は日本映画を語る資格がないとかコッポラは大したことない凡人とか相も変わらずうるせえクソジジイという感じで、ここまで「うるせえクソジジイ」を貫徹できる性根には少しだけ畏敬の念を抱…くわけねーだろクソジジイ!はよ映画撮れ!

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因果

5.0流れ着いた果ての場所で。

2022年8月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

1946年。ジョン・フォード監督。弟が殺されたことから犯人捜しのためトゥームストンで保安官をすることになるアープ。街を仕切るドク・ホリデイと奇妙な信頼関係を築き、犯人の見当もついてくるが、ドクのいいなずけ(クレメンタイン)が街を訪れて今の愛人が騒ぎ出すことから、事件は急展開していく。
アープ、ドク、クレメンタインがそれぞれ過去を持ちつつ流れ着いた場所で出会う。そこに地元のクラントン一家との抗争がからむ。そこには偶然と行き違いと複雑な力学がからみ、アープとドクは友情をはぐくみつつ銃で打ち合うし、アープとクレメンタインは他人行儀な距離と保ちつつダンスを踊ったりする。一瞬ごとに目が離せない場面と展開が続く。
流れ着いた者たちはいずれ流れ去っていく。下からあおるカメラに捉えられた白い雲の割合が多い青空。なんと豊饒な映画。なんたる解放感。

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文字読み

4.5情感豊かな、沁みる映画

2021年10月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

名作と言われるだけあって、登場人物の心情に重きを置いた味わい深い語り口。白黒映画もイイですね。

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A Lonely DINOSAUR

4.0生き残った次男が、お茶目でクールで強くて、なんか惹かれたな。

2021年8月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この主題歌は幼少時代、『トムとジェリー』で聞いていて、記憶に残っていた。

全編通して、西部開拓時代の荒くれた人間たちの様子、雄大な風景が印象に残る。

翻って、現代は、新型コロナ一辺倒で、全体の雰囲気がどことなく狭量で、

視野が狭いくせに聖人君子気取りで、見苦しいし、息苦しい。

それだけにこの映画に清々しい大らかさを感じた。

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藤崎敬太

5.0いとしのクレメンタイン

2020年11月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

最初に観たOK牧場だが、何回見ても面白い。
ワイアット・アープはヘンリー・フォンダ、ドク・ホリディはヴィクター・マチュア。
アープが惚れるのがクレメンタインで、情愛にあふれている。
ジョン・フォード監督の傑作の一つ。

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いやよセブン

5.0My Darling Clementine

2020年11月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この映画は荒野の決闘ではなく原題のタイトルがふさわしい。駅馬車と同様、詩情あふれる映像、愛が伝わる名画です。ストーリーは二の次のことです。ツームストーン(墓石)の町の朝の風景、ダンスシーン・・・これが映画です。

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akira

3.0最初の出会い、結局シャンペンを飲むワイアット。

2019年10月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 こんなに簡単に保安官になれるのか!と驚いてしまった。いや、これは面白い映画だ(って有名な話じゃん)。筋そのものより、ワイアットとドク・ホリデイとのやりとりや粋な会話である。しかし、人の死に対しての感情が全く表現されてなく残念です。46年作品だからそんなものかなってな印象です。『OK牧場の決闘』との比較も楽しみだ。

 このテーマ曲は「雪山賛歌」なんですかね?クレメンタイン役のキャシー・ダウンズってすごく綺麗なんですけど、ホリデイとはどういう関係だったのかな?最後まで謎です。

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kossy

3.5Oh,My Darling, Oh,My Darling. 主題歌が有名なまったり西部劇

2017年1月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

きっと誰でも一度は何処かで聴いたことあるはず。

内容の方はOK牧場の決闘なので熱いガンマン達の話かと思いきや、意外とまったりと進みます。弟を殺されて復讐に燃えるのかと思いきや、保安官になった後はポーカーを楽しんだり、クレメンタインに恋したり・・・それでいいのかワイアット・アープ!?

ドク・ホリディがなんだか渋くて好きでした。馬車でのチェイスは迫力があり時代を感じさせません。よくあの当時にあれだけの物を撮ったなぁ。やられ方があっけなかったのが玉に傷ですが、渋くていいキャラクターだったと思います。

古い映画ですが、まったりと観るにはちょうどいいのではないでしょうか?

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アキ爺

2.5いとしのクレメンタイン

2016年8月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

総合50点 ( ストーリー:50点|キャスト:60点|演出:55点|ビジュアル:65点|音楽:75点 )

 有名なワイアット・アープを題材にして彼らの英雄的活躍を西部劇の定型通りに進める、悪い意味で昔ながらの娯楽西部劇。敵に味方に女と登場人物の性格や立場の設定もいいやつ悪いやつと単純に白黒はっきり分かれていて単純すぎだし、演技も演出も古くて現在の作品とは比べるまでもない。
 唯一、主題歌の「いとしのクレメンタイン」だけが良かった。

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Cape God

2.5他の西部劇に比べるとヘンリー・フォンダのワイアット・アープは迫力や...

2016年4月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

他の西部劇に比べるとヘンリー・フォンダのワイアット・アープは迫力やクール感に欠ける。最後の見せ場の撃ち合いも結末も物足りなかった。

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tsumumiki

4.0銃撃戦がかっこいい

2012年8月1日
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鑑賞方法:映画館

 大体とても退屈だったんだけど、銃撃戦はハッとする迫力でとてもよかった。登場人物の人格が不明瞭で、ドクホリデイがどんな存在なのかなど、この世界に親しみがない人にはよく分からないのではないだろうか。

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吉泉知彦

4.5いとしのクレメンタイン

2012年3月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

幸せ

萌える

冒頭から洒落てます。情感豊かな作品であることにびっくり。とにかく男臭い作品だと思い込んでましたので。

1946年、ジョン・フォード監督作品です。
1881年の有名なOK牧場の決闘を題材にした男のドラマと、堅物保安官の一目惚れに始まるラブストーリー。
広大な乾いた風景をバックに、邦題の「荒野の決闘」としても、原題の「MY DARLING CLEMENTINE」としても大満足。愉快な場面もあり、見応えのある97分でした。

保安官ワイアット・アープと詐欺師ドク・ホリディがカッコいい!
ワイアット・アープを演じるヘンリー・フォンダの、一瞬見せる笑顔、クレメンタインへの一途さにドキドキ、自然な存在感が素晴らしいです。

夜の酒場は沢山のランプが灯って男達を誘い、劇場では盛装して名優の旅興行を楽しむ。生き生きした街の生活も印象的でした。制作当時の人達にとっては、祖父や父親の若かった頃、あるいは自分の子どもの頃を描いた作品だったんだよなあ。感慨深いです。

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グッドラック