「男女の間に友情は成立するかなんてのは、テーマじゃありません 本当のテーマは、男女の考え方の違いを描くことです」恋人たちの予感 あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
男女の間に友情は成立するかなんてのは、テーマじゃありません 本当のテーマは、男女の考え方の違いを描くことです
1989年公開
メグ・ライアンの出世作です
脚本のノーラ・エフロンもまた出世作となりました
冒頭は1977年のシカゴ大のキャンパス
ラストシーンは1989年
12年かかってやっと結ばれたカップルの物語
男女の間に友情は成立するかなんてのは、テーマじゃありません
本当のテーマは、男女の考え方の違いを描くことです
男の本音、女の本音がてんこ盛りで登場します
それをさらけ出さないと、友人より先になんか行くわけないのです
劇中に何組も登場して、二人の馴れ初めを話する老夫婦のインタビュー
カップルの数だけ馴れ初めの物語があるのです
恋愛には方程式も理屈もなくて、なるものはなるし、ならないものならない
本当に結ばれる二人なら、本音をぶつけあうのです
傷つくのが怖いようなら、結ばれるわけもないのです
恋の直感に素直になろうよ、というのが結論なのです
ロアーイーストサイドのカッツ・デリカテッセンは、本作で有名になりました
サリーが女はみんなあの時感じてる振りをしてると言うのを実演する本作の有名シーンの舞台だからです
サリーの年代ごとのファッションと髪型、化粧の移り変わりも見どころです
それだけで笑えます
メグ・ライアンの、常にスマイルが浮いている表情がたまりません、
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