恋のドッグファイト

解説・あらすじ

リバー・フェニックスが「マイ・プライベート・アイダホ」に続いて出演した青春ラブストーリー。1963年、サンフランシスコ。ベトナムへの出征を目前にした若き海兵隊員たちは、誰が最も可愛くない女の子を連れてくるかを競うゲーム「ドッグファイト」に興じていた。その中の1人である青年バードレースは、喫茶店で働く冴えない少女ローズに目をつける。しかし、バードレースは次第にローズにひかれていき……。

1991年製作/94分/アメリカ
原題または英題:Dogfight

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写真:AFLO

映画レビュー

4.0初々しい恋愛映画

2025年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 ストーリーはドッグファイト(ブスゲーム)の話が途中挿入される以外は普通の恋愛もの。だがそこが良い。ドレスコードのあるレストランに背伸びして行ったり、ローズの歌う姿をバードレースが眺めたりといった若い2人の様子が初々しく微笑ましい。また、ベトナム戦争当時の世相も反映されている。「何人殺した?」と蔑むように声をかけてくる人もいたり、逆に軍人であることに敬意を払う人もいたりしたことが分かる。

 よく分からなかった点もあった。まず、バードレースはなぜローズをドッグファイトに巻き込んだのかということ。冴えないがどこか惹かれる部分があったという、相反した気持ちを持っていたということか。ローズが事の真相を知ったあとも、その辺の説明が無いのでもやもやした。それからローズの住所が書かれたメモを破り捨てるシーンは、うっかり破ったのかと思ったが、その後の展開に繋がらないのでどういう心境なのかよく分からなかった。だが総合的には面白い映画だった。

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根岸 圭一

5.0リバー・フェニックスの隠れた名作

2023年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

当時は「少女漫画みたいな設定だ」という理由で無関心で観ていなかったが、昨今の評判通りリバー・フェニックスの隠れた名作だった。
「マイプライベートアイダホ」の方がキアヌリーブス共演で有名かもしれないが、この作品はブスをデートに参加させて賞金を争うという賭けゲームを、「出征前夜やる」というバカ騒動で始まり、それがベトナム戦争の暗い影のカモフラージュにもなっていて主役の男女の心の交流、可愛らしさと相まって、そのピュアな関係を浮き立たせている。
会った初日でとても初々しいのに夫婦に見える時もあって、リバーとリリ・テイラーの共演はとても魅力的だ。女の子が愛らしくて見入ってしまう。ここが当時の予想と一番違った。
仲間の死は終盤のリバーの刺青でわかるようになっていて、余韻がとてもいい深い映画になっている。

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みかん35

2.5"4B"

2020年11月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

萌える

お世辞にも可愛いとは言い難いリリ・テイラーが、徐々に可愛く見えてきて、ラストは綺麗な大人の女性に素敵な表情を。

たった一日を濃厚に過ごした恋模様、アドレスのメモを破り捨てたのは故意か?

何故にこんなにもブスばかりと疑問に思う中、劇中で説明しないオチが効いてくる演出、ロマンティックにはしないエンディングは潔くてシンプル。

無邪気なリヴァー・フェニックスを堪能できる、今となっては貴重な作品か。

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万年 東一

3.0あらすじは少女マンガだけど

2020年8月29日
iPhoneアプリから投稿

戦争が絡んでいて意外と重い一面も。
あと海兵隊の素行の悪さに苦笑。
でも最悪の出会いから恋に発展する少女マンガみたいな王道なストーリーは楽しめたし、リバーフェニックスが素敵でした。ときめきました(笑)

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コーヒー牛乳

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