ソフィー・マルソー 恋にくちづけのレビュー・感想・評価
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ソフィー・マルソーが可愛く、ジャンポール・ベルモンドが体張ってカーアクションを頑張ってる
太陽がいっぱいのマリー・ラフォレの妻に、若いお嬢さん連れ込みを見つかったジャンポールベルモンドが実は自分の娘と言い訳してのドタバタ劇。若くは見えない50過ぎのベルモンドがヘリコプター宙吊りから始まり壁伝いの愛人宅侵入やフランス映画に珍しい結構派手なカーアクションを、一生懸命且つコミカルタッチで頑張ってる姿には好感を抱いた。
とは言え、やはりこの映画の最大の魅力はソフィー・マルソー。最初の登場シーン、一瞬日本のお嬢さんの様に見え、フランス女優でありながらその東洋的な佇まいに新鮮に驚かされた。そして裸で寝る設定から見せてくれる裸体は、ラフォレのセリフ通り、なんて綺麗な!まあ、演技的には、特に印象に残らないが、将来の国際的人気女優の片鱗はしっかりと魅せつけられた。
ベルモンド中毒
ベルモンドが切れた~!ので、アマゾンで探して2本見ました。まずはソフィー・マルソー出演のこの映画。
女好きで、金持ちで、口が達者!!メインは素敵なカーアクション!街もパーティー会場もグチャグチャ!相変わらず凄いかっこいい運転技術!車だけでなく、ボートも救急車も運転して、ヘリコプターから下がるハシゴに乗り、海に飛び込み、寝台車に乗り、時計を見ながら用意周到・計画的に浮気する精力的パワーに呆れて感心。とにかく規模が半端ないです。
50代とは思えないベルモンドのスマートな体とジーンズの似合う引き締まった足腰!身の軽さ、ジャンプ、運動能力にはただただ感動!そして愛嬌と色気!ソフィー・マルソー、とても可愛い。この映画でも「パパ」に「妊娠したの」と言ってた。色んな意味で違うのだけれど。
007に対抗してるのも笑えた!ドキドキしつつたくさん笑えてまた幸せになれた!ベルモンドの早口で情報量たっぷりの台詞の素晴らしさ!演技力も抜群!
「プロフェッショナル」に親友役で出ていたミシェル・ボーヌにまた会えて嬉しかった。エンディングの撮影風景、和やかで楽しそうだった。
2本目は「道化師ドロボー・ピエロ」(1980)。日本未公開。ここでもミシェル・ボーヌ登場。
ベルモンド演じるのは前科ありの詐欺師&絵画・宝石泥棒。豪華クルーズ船の後はゴージャスなパーティー、そしてヴェネツィアへ。ボート、トラゲット、ヘリコプター、車、観光バス、トラックが大活躍、ヴェネツィアならではの沢山の橋と観光客もいい役割担ってました。ベルモンドの腹筋、背筋、両脚のかっこよさを改めて確認!後から後から色んな女性が登場するのも、ネクタイ見て嫌み言うのも、ヴェネツィアの高級ホテル、街並み全て良かったな~。最初と最後がシンメトリーで美しかった💕お見事な着地!!
(2020.11.11)
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