「意外と軽いコメディ」恋におちたシェイクスピア Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と軽いコメディ
総合:65点
ストーリー: 60
キャスト: 65
演出: 75
ビジュアル: 80
音楽: 65
たくさんの賞をとっているのでかなり期待してみたのだが、思ったよりもずっと軽い調子の恋愛喜劇でした。
グウィネス・パルトロウ演じるヴァイオラが俳優になりたくて男装してるが、どうみても女だとすぐにわかりそうなのにばれない。劇場が閉鎖となってもすぐに助けがやってきて他の劇場で演劇ができるようになる。逮捕されそうになっても女王があっさりと助け舟を出す。何事もかなり都合よく物語が進んでいく。もっと真面目なしっかりしたものを想像していたので、最後以外はちょっと期待とはギャップがあってこんなものなのかと思ってしまった。もっともこれは私の勝手な思い込みだろう。
でも衣装やセットは期待にたがわずしっかりしていました。器の大きい威厳があって直感も優れた女王役は007シリーズでボンドの上司役のMで知られるジュディ・デンチ。はっきりとした身分の差がこの時代を表しているが、彼女の言葉がシェイクスピアたちに与える影響も大切で存在感がある。
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