恋する惑星のレビュー・感想・評価
全107件中、61~80件目を表示
恋する惑星 この邦題だけで観たくなる
映画ファンなら観ておかないといけない映画なんですが、なんども上映されてるのに縁がなくてやっと観ることができました
蓮舫議員の若い頃みたいな女の子の画像が印象的ですよね
観客が”シャンチー”で貫禄の演技をみせたトニー・レオン目当ての女子が多かったのもさすがです
冒頭、金城武がでてきて、そら日本語上手いやろなんて突っ込んでたんですが、ダブル主演やったんや
はっきりいって金城武のエピソードはいらんね
走るシーンに監督の才能を感じますが
前座の話が終わって、いよいよトニー・レオン
むむむ、シブい
若いのにシブい
現在59歳。1994年作成だから当時32歳か
男前は歳をとっても男前だね
うらやましい
白シャツ白ブリーフなんて、今ではお笑いの定番だけど、まったく違和感がないんだから
ハンバーガーショップの女子店員のフェイ
他人の手紙を勝手に開けるは、鍵が手に入った事をいい事に、人の家に入り浸るは
挙句に、人の恋路まで邪魔するんですね
完全なストーカーです
フェイがかわいいから映画になるし、男も許してしまう
台湾映画の”1秒先の彼女”を思い出してイヤな気分になった
美男美女が得する典型の話だから
これがブスブ男がやると捕まりますし、ホラー映画になります
自分が底辺なんだって改めて思い知らされます
20年以上前の作品ながら古さを全く感じさせない
という事は公開当時は観客がついていけなかったんじゃなかろうか
テンポや切り替えの速さは若いクリエイターに刺激になったろうな
たしかに名作です
邦題がいい
邦題は昔の方が名作が多い
原題、重慶森林より
英題、Chungking Expressより
恋する惑星
この邦題だけで観たくなる
この星には色んな恋の仕方があるみたい…
二組の物語があるのだが、面白いのは断然後のほう。
大胆なのか臆病なのか分からない、ほとんど犯罪レベルかつ回りくどいw好きな気持ちの伝え方がユニーク。「アメリ」に似てると思ったが、こちらの方が7年も前の制作だった。
トニー・レオンさん、金城武さんが魅力的だった。
お洒落な新感覚香港映画だったのでしょうね。
初見です。公開当時大人気だった記憶があります。シネマート新宿さんのブースト上映企画にて鑑賞です。有名作品ですから大きなスクリーンで観たい。
時代なんでしょうかね?四半世紀以上前の作品ですよね?僕も歳をかさねてしまいました(笑)。
すごく洒落ているんですが、セリフ、独白、手紙の文章も詩的で雰囲気バッチリなんですが、なんですが、そるまででした。僕には合わなかった。いや。合わなくなってしまったのかな?歳を重ねて。
ホワンホワンしたストーリーはよくわからんのです。お伽話みたいで、感情もあまり動かず。金城パートはパイン辺りが洒落てるのかな?トニーパートでは不法侵入じゃん!に気が行きすぎヤベー奴にしか見えないし。
いちいちカッコ良い(と思うんですが)のですが、中身がないな、、、って感じでした。
所詮、僕は「傷だらけの天使 オープニング」のショーケンのコンビーフもトマトも新聞紙も何もかもカッコイイと思えなかった人間です。
感性の問題でしょうね。
好きなかたは沢山いらっしゃるはず。
う〜ん…
映像は暑さ、雨など全体的にウェットな感じで、美しかったけど、世界観がいまいち自分には合わなかった。失恋し、いつまでもクヨクヨする金城武、同じく失恋しクヨクヨするトニー・レオン、それに恋するフェイ・ウォン。もどかしい。2つのパートが重なり合うわけではなかった。ラストはトニー・レオンが彼女の恋に気付き、デートに誘ったのに何で一年要したのか、これももどかしく、ハッピーエンドになってとにかくめでたし、以上。
重力が違う世界
『天使の涙』と同時に劇場で鑑賞。
2020年に見ると、この2本の映画と、出てくる人物たちの自由さが眩しく見える。中国の同化政策に対し闘いが続く香港で、いやさまざまな問題が立て続けに起こり未来に悲観的であるしかない世界のどこでも、こんな映画をつくることはできない。
決して裕福ではないけど、みな食べることに困っておらず、揺るぎないものを持っていて、自由に振る舞い、恋をする。この楽観的な世界が恋しい。もちろん、それは時代関係なく、この映画ならではの特殊な重力なのかもしれないし、映画には香港返還のメタファーが色々ちりばめられているのだろうけれども。
観ていてとても幸福な時間だった。
後半だけだったら
カーウァイ監督の映画、これでもう7本位見ていると思います。この映画が世界的にヒットした理由はよくわかりませんが、従来の香港映画のイメージをひっくり返したからでしょうか。
監督の映画全般を通して言えると思うのは、特徴的なカメラワーク、色彩の作り方といった映像や音楽のうまい使い方、西欧とアジアの日常ーお箸での食事(ご飯も麺もある!)、掃除場面、特に雑巾での床の水拭きシーンがよく出てくるところとかーの混沌は面白いと思う。一方で、不要ではないかな?という場面を最後にくっつけたり、人物ごとのパーツ分けが好きなのか、それによって全体の構成が緩くなってしまう点が私は苦手です。シンメトリーとか論理的組み立てといったことを意識的に外すのが監督の狙いなのかも知れません。
でも、いいんだ!色っぽくで素敵で、この映画ではキュートで可愛いトニーを見ることができました!アンディ・ラウが言ってたようですが、トニー・レオンは天才だと思います。そしてアンディは努力家。
香港の本を読むにつれ、胸が痛い。今の香港情勢に関しての意見表明が、役者の踏み絵になるのはやめて欲しい。
パイン缶とカリフォルニア
人から勧められ続けて早25年。ようやく見ることができました。ミニシアターブームの起爆剤になったという今作。この映像の虜になるのもわかるし、スタイリッシュ、ファッショナブル、何度でも鑑賞に耐えうる圧倒的映像力を感じさせてくれます。
モウ刑事、233号の食欲とジョギングは凄まじい。それと金城武本人のマルチリンガルぶりも発揮されていました。パイン缶を一晩に30缶平らげ、バーで飲み続け、ホテルに入ってからもサラダを4皿。健康的なのか不健康なのかさっぱりわからないが、ドラッグディーラーの女についてもわからないまま。この謎めいた雰囲気がいいんですよね。
そうして次のパート、トニー・レオン演ずる663号。CAの元カノから別れを告げられ、手紙とともにアパートの鍵もファストフード店に預けられる。店長のいとこの新人店員フェイが入手して、「遊びにおいでよ」の言葉を素直に受け止め、留守中に忍び込んで663号の部屋を掃除する毎日。663号としても、いつ彼女が戻ってくるかという期待していたため、簡単には気づかなかったのだろうか・・・
単に2組の警官の恋物語なのに、こんなに不思議な感情に心揺さぶられるのだろう。男の願望、可愛い女と怖い女、ファストフード店“ミッドナイト・エクスプレス”のインド人の店員たちも効果的で、雑居ビルである重慶大厦の多種多様性をも描いていた。フェイが663号と必ず会うのも飲食街での食事中であるのも面白いし、カリフォルニアに憧れるというのも返還前の香港らしさなのだろうか。
ハリウッドや日本映画のストーリーと違って、何が起こるかわからない展開だけに混沌とした中にもしっかりとした恋愛心理劇が成り立っている驚きもあった。残念だな~と思うのは、ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」が使われすぎ!
【”カリフォルニア・ドリーミング”のミュージックに乗せて描き出す、二組の恋愛模様を1995年当時”スタイリッシュ”に描き出した作品。】
ー刑事モウ(金城武)”識別番号223号"は行きつけの軽食店の店員メイに失恋した痛手を癒すためにある行動に取付かれ、ドラッグに関わる黒サングラスの女性に惹かれる・・。
一方、警官の”識別番号663号”(トニー・レオン)は恋人だったスチュワーデスと擦れ違いが続き・・、223号の行きつけの店でもあった軽食店の新人フェイ(フェイ・ウォン)と出会い・・。-
◆二組の男女の恋愛模様を当時”スタイリッシュ”に描いた作品。
・5月1日が賞味期限のパイン缶詰を30個食べる223号の姿
・失恋の痛手を癒すために”余分な水分を蒸発させる”ためにジョギングする男の姿
-どう見ても、ジョギングではなく全力疾走なのだが・・-
・663号と、且つての恋人である、スチュワーデスとの絡みのシーン幾つか
・フェイが663号の部屋の鍵を手に入れ、663号の知らない間に部屋に入り、イロイロとするシーン。
・663号が漸く、フェイの気持ちに気付き、デートに誘う。
待ち合わせは”勿論”「カリフォルニア」と言う名前の店。だが、彼女は現れない・・。代わりに軽食店の店長が現れ、663号にフェイの手紙を渡す。中には、カリフォルニア行きへの一年後の搭乗券。
そして、一年後、何故かスチュワーデスの服装をしているフェイが且つて働いていた軽食店に現れると、そこには663号が店長として働いていた・・。
<年代的に、この作品は初めて”TV”で観た。
何となく、ミニシアターで1994年当時に今作品を観ていたら、感想が変わった気がする。
が、2020年にTVで”初めて”観ると、スタイリッシュな感は薄れ、”ミニシアターでヒットした作品で年月が過ぎてもオモシロイと思える映画とは少ないのかもしれないなあ・・”と思ってしまった作品。>
パイナップルとカリフォルニア
彼女が好きだったパイナップルの缶詰の賞味期限が来るまでに彼女のことを忘れられるのか。
人の心の痛みはひと月じゃあ治癒しない場合が多いけど。
辛さの共有はできる。失恋した時に観たい映画。
金城武の魅力満載。
スチュワーデスに失恋した警官が次の恋を見つけるまでの物語。
警官とスチュワーデス(当時はまだCAじゃなく)の制服の魅力、私服とのギャップ。
トニーレオンは制服でも私服でも白ブリーフにタンクトップでも何を着ててもかっこいい(笑)
スチュワーデスの方は制服を脱いだら多少恋は覚めるのかも。
話の脈略とかストーカー行為がどうのとかは気にせず雰囲気を楽しむと最高。
フェイウォンがカリフォルニアに本当に行っていたかも怪しいけど気にしない!
クリストファー・ドイルのカメラワークにどハマり
「三浦友和バカヤロー」と叫びながら階段を駆けあげる金城武と一緒に疾走するカメラ。撮り方を必要以上に意識するように私を改造した、ある意味諸悪の根源。
現実にいたらヤバイ人としか言いようがないが、スクリーンの中でなら可愛いですフェイ・ウォン。クランベリーズより先にこちらを聞いていたこともあり、「夢中人」はお気に入りです。
公開当時、アジア映画の中でダントツにカッコいい&ときめく映画でした
当時この映画を見た時、衝撃でした。アジア映画はあまり好きじゃなかったのですが。アジア人でも良いセンスの映画はあるんだなあと。
ときめく可愛らしい映画です。
金城武、かっこよかった〜
邦題が傑作たらしめた。
再々…見。
まずトニーレオンの世界一の艶に惚れ直す。
都市と部屋、二重の密室から世界へと伸びる空路、それらから着想した奇跡の邦題。
移ろう時間と都市の喧騒にかき消される程に、小さな二つの恋と地球目線の邦題の行間に恋する全人類を包含する大胆な試み。
2001年の骨と宇宙船の行間をも想わす。
邦題が傑作たらしめた。
●香港の開放感。
こんなステキな作品だったっけ。20年経つんだね。90年代のおしゃれがそこかしこ。音楽のセンス。キャストのチャーミングさ。ふとした画像の切り取り方。
賞味期限て、男は女々しいもんだねえ。考え方は面白いけど。
そして当時は、フェイ・ウォンの無鉄砲さにハラハラ、イライラして好きになれなかった。ツンデレで。
それが今みると どうだ。その若さのほとばしりがまぶしすぎる。開放感。フリーダム。飛行機に乗ってどこへでも行ける。
前半とは対照的。無計画な男。計画性のある女。
蛇足だけど、クランベリーズの楽曲だと思ってたらフェイ・ウォンの歌なのね。夢中人。さらにFFの'eyes on me'の歌姫になってたと知って、ひっくり返った。
全107件中、61~80件目を表示