劇場公開日 2022年8月19日

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「【”カリフォルニア・ドリーミング”のミュージックに乗せて描き出す、二組の恋愛模様を1995年当時”スタイリッシュ”に描き出した作品。】」恋する惑星 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”カリフォルニア・ドリーミング”のミュージックに乗せて描き出す、二組の恋愛模様を1995年当時”スタイリッシュ”に描き出した作品。】

2020年10月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

幸せ

ー刑事モウ(金城武)”識別番号223号"は行きつけの軽食店の店員メイに失恋した痛手を癒すためにある行動に取付かれ、ドラッグに関わる黒サングラスの女性に惹かれる・・。
 一方、警官の”識別番号663号”(トニー・レオン)は恋人だったスチュワーデスと擦れ違いが続き・・、223号の行きつけの店でもあった軽食店の新人フェイ(フェイ・ウォン)と出会い・・。-

 ◆二組の男女の恋愛模様を当時”スタイリッシュ”に描いた作品。

 ・5月1日が賞味期限のパイン缶詰を30個食べる223号の姿

 ・失恋の痛手を癒すために”余分な水分を蒸発させる”ためにジョギングする男の姿
  -どう見ても、ジョギングではなく全力疾走なのだが・・-

 ・663号と、且つての恋人である、スチュワーデスとの絡みのシーン幾つか

 ・フェイが663号の部屋の鍵を手に入れ、663号の知らない間に部屋に入り、イロイロとするシーン。

 ・663号が漸く、フェイの気持ちに気付き、デートに誘う。
 待ち合わせは”勿論”「カリフォルニア」と言う名前の店。だが、彼女は現れない・・。代わりに軽食店の店長が現れ、663号にフェイの手紙を渡す。中には、カリフォルニア行きへの一年後の搭乗券。
  そして、一年後、何故かスチュワーデスの服装をしているフェイが且つて働いていた軽食店に現れると、そこには663号が店長として働いていた・・。

<年代的に、この作品は初めて”TV”で観た。
 何となく、ミニシアターで1994年当時に今作品を観ていたら、感想が変わった気がする。
 が、2020年にTVで”初めて”観ると、スタイリッシュな感は薄れ、”ミニシアターでヒットした作品で年月が過ぎてもオモシロイと思える映画とは少ないのかもしれないなあ・・”と思ってしまった作品。>

NOBU
琥珀糖さんのコメント
2023年3月29日

覚えていて下さって
ありがとうございます。
当時の印象そのもの。
色褪せてなくて・・・
スッチー好きの男性の気持ち、よく出てましたね。

琥珀糖
琥珀糖さんのコメント
2022年7月21日

今晩は♪
お邪魔いたします。
1991年から1997年頃のウォン・カーウァイ監督の映画を、
夢中で観ました。カメラ(クリストファー・ドイル)と挿入歌が、とても素敵でしたね。
今、観たらぜんぜん違う印象かも知れませんけど、当時は大好きでした。
とても懐かしくレビュー読ませていただきました。
(カリフォルニア・ドリーミングを聴くとなんとも言えない気分になります。
大好きな曲です)

琥珀糖