激突!のレビュー・感想・評価
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初見ではないが、ある理由で字幕無しで見た。と言うより、英語の字幕す...
初見ではないが、ある理由で字幕無しで見た。と言うより、英語の字幕すら無かった。ても、分かった。
マクロード警部大変ですね。
何処かの映画館で、封切りで見た記憶があるが、初見は日曜洋画劇場だったかもしれない。単純な話だけに、よく覚えている。あまり怖くはないし、閉塞感や緊張感は無いが。兎に角、
50年ぶりかなぁ。
敵は人ではなくトラック
この映画の1番面白いところは、やはり敵をトラックとして描いているところだ。少しネタバレになってしまうかもしれないが、この映画は最後までトラック運転手の顔が明かされない。つまり主人公は犯人の顔が分からないままずっと命を狙われるということである。
そして、この映画はトラックが人を○そうとするシーンで終始映画が終わる。でも、全く飽きない。つまり、スピルバーグ監督の見せ方にも味が出ているということである。その点についても評価できる。
最後の夕日
私的な見解です。
最後の夕日の場面で主人公の後ろ姿を見てすごく複雑な気持ちになりました。
道中、奥さんに電話してるシーンがあります。どうも昨夜ケンカしてたような内容が伺えます。で、仲直りと言うかもう少し話したい感じだったのですが、どうしても外せない仕事が入ってしまい外出!早く終わらせて帰るからと伝えて電話を切ったと思います。
この状況下で煽り運転のモンスターと出くわすのですが、最終的にこのモンスターをやっつけて主人公は手を上げて喜ぶのですが、何故か膝をついてしまいそのままエンディング。
私が思うに、
1.今日は奥さんと仲直りするから早く帰らないといけない
2.大事な商談がある
生死を賭けた対決に勝利したのに、この大事な事がある事を思い出し、あ!ヤベ!今日一日が終わってしまう。公衆電話もないし車もないしどうしよー…って思ってるのではと思います。
長くなりましたが、この夕日のシーン見て私はそう感じました。
これぞサイコパス・・・。
親がいつの日か熱く語っていた映画「激突」。
いかほどなのか気になり、この度観てみた。
約90分のただひたすらのカーチェイス。
起承転結といった場面変化の面白さは若干欠けるけれど、ひたすらにあおり運転の恐怖を突き付けられる衝撃は非常に深く、ググっと印象に残る作品であった。
最近日本でも問題化しているあおり運転の恐怖をこの時代から印象付けたスピルバーグ監督の感性というか目の付け所はやはりすごいな、と。
あえてトラックの運転手の姿が見えないことで、何者かよくわからないものから追われる、ある種ホラー映画に似た恐怖感を味わう・・・。
見ていて気持ちがすっきりするものではないけれど、改めてほんとに深く印象に残る作品だと感じ、観る価値が十分にあった作品だと感じる。
世の中どんな人がいるかわからない・・
子供の頃から何度も観ていますが、サスペンス?としても楽しんでますが(半分ホラーですね(笑))、実際に出くわしたくないですね~。 最後までトラック運転手の顔を見せないのがまた不気味だ・・。 他の方のレビューの通り携帯電話やドライブレコーダーがない時代だからこその映画ですね! 主人公がUターンして帰っちゃっても追いかけてきたのかなあ・・それを言っちゃダメか(笑) ただ主人公が奥さんに電話中に足を乗っけてポーズをとってたらそこを通りたいおばちゃんが来ちゃったり、奥さんに電話中に「つまりこういうことか~」とわざわざ話を長引かせたわりには何の効果もなかったとか、大人になってから観てみるとあんまり好かない性格だな~なんて思うようになっちゃいました(笑)
心理的恐怖の真髄
もう何度も観ているのに、オープニングからワクワクしてしまう。他愛もないカーラジオの会話とは裏腹にトレーラーを追い越していく瞬間のスリリングさ。これから何か始まるということを暗示している。
ジョーズの原型とも思えるこの映画。迫りくる顔の見えない敵というのは、こんなにも心理的恐怖を煽るのか、と思い知る。正面からのトレーラーヘッドは、さながら巨大な怪物の顔のようだ。
終盤になるにつれ、なんでこいつらカーチェイスしてるんだっけ、ときっかけを忘れてしまうくらいのめり込んでしまう。ただのカーチェイスのはずなのに、いつ顔バレするのかという緊張感と期待感が入り交じる。
原題の「Duel」とは決闘という意味。主人公の心のつぶやきは、死ぬか生きるかのまさに死闘を演じている心理状態を表している。
最後、トレーラーを谷底に突き落とした後の主人公のはしゃぎようと溢れ出す安堵感はまさに死闘を制した勝者のようだ。見事なカタルシス。これぞ映画の醍醐味だ。
そう言えば主人公の仕事のアポは?家族との約束は?そもそもあんなところに一人でそのあとどうやって帰るの?なんて現実的な問いは観る者から忘れさせてくれる。
おそらく多くのサスペンス映画のお手本になっているに違いない。
数多あるスピルバーグ映画の中でも大好きな作品の一つ。何度でも観たくなる。
単純な面白さ
この映画の公開日は1973年です。
それを念頭に入れて観て欲しいですね。
今見たら作り込みが甘いところとかある等感じる部分は多々あると思いますが、当時でと考えると、それなりの傑作でしょう。
トラックを追い越すと、無意味に追い掛けられる。そして、相手の顔が映らない。これは、今の映画では観られないですよね。今の映画は人を殺すにしても、何か理由がある。でも、この映画には理由が無い。
そして、他の道を何故探さないのか。
その理由は多分、冒頭であった妻との離婚の危機が関係してるのでしょうね。夕方までに帰らないと離婚。けど、仕事の場所の都合上帰れる保証がなく、走っていた道が一番の近道だったのでしょう。離婚の危機だったので、遅く走っていたトレーラーを追い越した。そしたら執拗に追いかけられる羽目になった。
追い掛けられながらも、妻との約束の為に仕方が無く他の道を探さなかった。と言うか、映画であった道的に、一本道しか無かったはずです。なので、Uターンしか方法はありません。つまり、その時点で離婚です。それなら、追い掛けられながらも家に早く帰りたかったでしょう。
追い越しただけなのに・・・
「激突!」字幕版 PSvitaで鑑賞。
*概要*
セールスマンvs執拗に迫り来るイカれたトレーラー。
*主演*
デニス・ウィーバー
*感想*
スティーブン・スピルバーグ監督が初めて長編映画を撮った作品。
今まで色んな映画を観てきましたが、ここまでシンプルな映画は初めてで、めちゃめちゃ面白い!\(^^)/
車を運転するセールスマンが前を走ってた迷惑なトレーラーを追い越しただけなのに、そのトレーラーが執拗に迫り来る…。。
自分は車の免許を持っておりませんが、OPのシーンは自分が運転している気分になりました。OPが地味に長くて眠くなりましたが、あのイカれたトレーラーが出てきてからはその眠さが吹き飛びましたw
レストランやガソリンスタンドなど、セールスマンが立ち寄る場所に毎回現れるので、トレーラーがだんだん走る巨大モンスターに見えてきました(^^;
一番怖かったのは、物語中盤、セールスマンが必死に公衆電話で警察に通報しようと試みようとするんですが、後ろからイカれたトレーラーが突っ込む所はビビりましたね。。あのシーンは何というか、、執着心が強いと言うかなんというか、、(笑)どんだけキレてるんだよw あのシーンは、怖いというより笑っちゃいましたww
あ~携帯電話があればな…w この時代は公衆電話しかないですもんね… (^^;
毎回イカれたトレーラーに遭遇する度の緊迫感のあるBGMが良かった!
個人的に気になったのは次の4つ。
①映像の中にスタッフらしき人物が映り込んでいるのは気のせい?
これはどういう事かと言うと、最初にセールスマンが立ち寄ったレストランに右側辺りにガラスの反射で、カメラの赤いランプのようなものが映り込んでいたような気がするんです。あと、セールスマンが公衆電話で警察に通報しようとした時に窓の反射でスタッフらしき人物の胴体が映ってたような…(^^; まぁ~僕の見間違いかもしれませんが、少しだけ気になりましたw
②イカれたトレーラーの運転手は一体何者なのか?
まるで、モンスターのように執拗にセールスマンの車に追っかけてくるイカれたトレーラー、その運転手は一体何者なんだろう?どんだけ暇なんだよと最初から疑問に思ってました。結局その正体は最後まで解らなかったなー…
最後のセールスマンとの対決は地味でしたが、ハラハラしました。ガス欠寸前のセールスマンの車、それに対して迫りくるイカれたトレーラー。最後のセールスマンの作戦はベタですが、良かった!(^^)
③セールスマンは決戦の後どうなったのか?
④カメラが近いw 顔のドアップがかなりあって、通勤中に見てましたが、セールスマンの顔のドアップに思わず笑いそうになりましたw
気になる所は多々ありましたが、話が非常にシンプル。今まで観てきた映画の中でダントツにシンプル!
あ~面白かった!\(^^)/
飽きさせない力
見始めたときには、ただトラックに追われるだけのストーリーをどれだけ引っ張れるのか不安があったが杞憂。観客を引き込む緩急の付け方が良く、飽きることなくラストまでみられた。最初から最後までクライマックスというのは、近年マッドマックス怒りのデスロードでもみられた手法の古典。しっかり嫌な気分にさせながら、あっけなく、しかも理由をつけずに終わる後味の悪さは好きなところ。
すげー。
「激突!」見ました。
お疲れ様です。この映画、怖いです。モンスターパニック映画を見ているような感覚になります。
スピルバーグが仕掛けるこの映画の演出が、次作の「ジョーズ」でも使われというので、それも納得です。
ぶっちゃけ、何でこの映画が面白いのかと問われると難しいです。出てくるのは主人公とトラックのみ、そしてワンシチュエーション。その少ない要素で2時間のスリラーを成立させてスピルバーグの手腕は凄いとしか言いようがない。
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