激突!のレビュー・感想・評価
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顔が見えないって斬新で賞
平凡な男が、ひょんなキッカケで(というより理由がわからない!)大型トレーラーに追いかけられ、粘着され、果ては殺されそうになるサスペンス・スリラー。
殺人トレーラーの運転手の顔は見えず、ただ90分間ひたすら追い回されるという斬新な設定だけど、あらゆる無駄が省かれただけあって緊迫感の連続が楽しめる。
今観ると物足りなさはあるけれど、70年代の作品でここまでホラーじみた作品が撮られたのだと思うと興奮!
伝説の作品
スティーヴン スピルバーグの名作だそうです。
顔も明かされない謎のトラックの運転手にひたすら追いかけられる恐怖感。日常の誰にでも起こりえるが故にそこがまた怖い。
でも... つっまんねえええええええ‼︎
何これ? こんなん私でも作れるわ‼︎
私の中でつまらなすぎて伝説の作品になりました。
友達に1番つまらなかった映画は何かと聞かれる度「激突」と答えてます。
90分ひたすらトレーラーに追われる車を見続ける作品です。
母いわく昔は有名になった作品らしいですが。
私はただの映画が好きな一般人です。映画評論家でもオタクでもマニアでもありません。つまらなかったです。
スピルバーグの単純性の原点
総合30点 ( ストーリー:30点|キャスト:60点|演出:65点|ビジュアル:65点|音楽:60点 )
スピルバーグ作品といえどもまだ無名のころで予算も少ないだろうし大掛かりな質の高い映像の迫力もない。登場人物も実質一人だけ。ひたすら二台の車を描写するだけの単純作品で、しかも描かれるのは主人公側のことだけ。単純な話のわりに何かと説明不足で設定には不満が残る。だが彼の感じる不安や恐怖を描く演出は悪くない。
善悪を白黒はっきりつけて、正義の味方が悪いやつらをとにかくやっつける。そんな単純思考ないくつかのアメリカ映画に小さな頃から疑問を抱いていた。スピルバーグの無名時代の作品だが、ここでも単純に色分けされた、顔すらはっきりと表さない悪の存在に一方的に襲われ続けるという単純思考を見せ付ける。本作品に限らず私はどうにも彼のこのような単純性に納得がいかなくて彼の昔の作品もあまり好きではないのだが、「ジョーズ」をはじめとする彼の単純思考の原点がここに見て取れる。彼は昔からこんなに世の中を簡単に区分けする価値観を持っていたのだろうし、それが当時のアメリカの価値観を象徴しているようにも思えた。
単純映画を作って娯楽作品として興行収入的には大きな成功をしていても、質の高い映画を作る監督として必ずしも評価されずアカデミー賞とも長らく縁のなかったスピルバーグだったが、時代がたつとようやくアメリカもスピルバーグももっと複雑に物事を観る様になる。でもそれは「カラーパープル」「太陽の帝国」といくつかの試行錯誤を繰り返した後のことになる。彼の作り出す映像の迫力や演出力は認めつつも、「シンドラーのリスト」が出るまでは彼の作品にこの「激突」と同じような単純思考な価値観がずっとちらついていて、それがずっと評価を下げていた。私にとってはその点でスピルバーグの基本を知ることになった作品である。
現代映画で慣れているのか
お父さんが昔ハマりにハマった映画らしく、タイトルと大体の内容は多少は知ってましたが今日たまたまBSで放送されてて途中から観賞(スクールバス後ろから押すところから)
何だこれ。
昔の映画ならではなんでしょうが、主人公とか周りの人の発言が自由過ぎる。考え方も軽い。さんざん追っかけられて待ち伏せされるなら他の道何故探さないのか!?主人公にイライラしました。
待ち伏せされて主人公追い抜こうとする→トラックにぶつけられそうになる→また下がる→また追い抜こうと考える
それがあかんのやーー!!!
って途中で嫌気が差して(主人公に) 観るの止めました。
トラックが執拗に追いかけてくる矛盾は特に気にならなかった。
年代が違えばまた面白く写ったかもしれないですが私には合わなかった。。。
少ししか観てないので評価もクソもないですが、良い所を評価するのであればあの何とも言えない恐怖。トラックと運転手が一つの生命体になって追いかけてくる…って感じに見えましたが、一番しっくりくるのは怖い何かに追っかけられる夢を見た時のあの感じ。
最近の映画では逆にこんな映画の怖さってなかなか観ないと思うので興味があれば。
未知への恐怖
何が怖いかってトラックを運転している男が誰なのか分からないという点です。思い当たる理由もないまま、ただひたすら追われるというシンプルなプロットが逆に何とも言えない恐怖を演出しています。助けてもらおうとしても信じてもらえず独り闘う主人公に思わず感情移入してしまう編集の仕方がとても良かったです。
見たら『ヒッチャー』も見たくなる!
嫌がらせをし続けるトレーラーが最後崖から転落するとき、最高に胸がスッとしたわ!しかも誰なのか一切明かさないから、余計な感情移入とかしなくてすんだ!スピルバーグはこの頃から秀でた才能があったんだな。スッキリしたいときにうってつけでは?大分そこまでストレスは溜まりますが(苦笑)
世界観強すぎる
この作品って賛否両論になるんだろーなー
おれはあんまり好きじゃなかった
当時はすごい話題になったB級作品らしくて、売れてはいたらしい。
スピルバーグ監督がそんなに有名になる前の作品かな?
正直序盤で退屈になっちゃった
ガタガタガタガタ
これだけ単純な設定で、これだけ緊迫感を演出するなんて、さすがスピルバーグでしたね。
トラックが迫る画面では、画面がガタガタガタガタって小刻みに揺れてて、それが恐ろしさを増していましたね。あの、つかず離れずの位置取りの妙も、主人公の絶望感を煽り立ててて、うまい設定だなぁって思いました。
Simple is スピルバーグのBest!
名監督と言われて久しくなったステイーブン・スピルバーグ監督だが、駄作が多いことでも知られている。スピルバーグの映画の名作と駄作の境界線は何か?、というと、私は、映画の内容がシンプルなのが名作の部類、シンプルでないが駄作、だと思っている。
そのシンプルの代表作であり、いろいろスピルバーグの映画を見てきた中で、結局、一番面白いのが、映画界デビュー作の「激突」ではないだろうか。単に、デカいトラックに追い回されるだけ、で他にはなにもないという内容は、後の円盤を追い回す「未知との遭遇」や、サメと格闘するだけの「ジョーズ」、さらに宇宙人を助けるだけの「E.T」と、スピルバーグの名作の系譜の原点だ。
それに今見ても、怖い!、と感じさせるし、高速でデカいダンプなんかに真後ろにつけられたりすると、この「激突」を思い出して、思わず前を譲りたくなるくらい、印象も強烈。そういう強烈さが残るのは、名作の資格ありと思う。
ちなみに、初期の日本語版では、主人公のカーラジオから流れるDJの声が、野沢那智と白石冬美、つまり、あの懐かしい「ナッチャコ」コンビなのだ。ぜひ初期日本語版をもういちど、放送してほしいものである。
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