「狂気とシュールの融合」ケープ・フィアー オレさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気とシュールの融合
14年前の事件で自分を守らなかった弁護士に復讐する主人公をロバートデニーロが狂気たっぷりに演じるサイコスリラー。
音楽良し、監督スコセッシ良し、演出良し。サイコ感を出すのには充分すぎるキャストと内容。
なのに、なのに、、どこか笑える!すごいぞデニーロ!そのマジキチスマイル!宙吊り腹筋しながら息を乱さずに電話するその体力!尾行するために4WDの下にしがみつくその実行力!
花火をバックに塀の上で葉巻吸うシーンはもはや芸術!(勘違い)
『タクシードライバー』での純真無垢な狂気とはまた違ったドス黒い復讐心を持った面とそれを楽しむ狂った面どちらも観れた気がする。
ラストはまさに泥仕合笑。
タイトル否定するつもりはないけどなんでボーデン家はあんなとこ逃げたんかねジャングルやん笑。
どうせならデニーロ勝利のバッドエンドがよかったなぁーとちょっと思ったり思わなかったりの作品笑。
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