「崇高なるBB」軽蔑(1963) ゆか暖房さんの映画レビュー(感想・評価)
崇高なるBB
ほんのささいな事で始まる男への女の軽蔑。どうすることもできずに溝が深まりない、ボタンのかけ違いのような関係にどんどんなっていきます。その原因は明確にせず、最後まで語られる事はありません。もはや古典といえる作品なのかも知れませんが、その表現に古さは全くありませんでした。
今のご時世、女性の体をモノのように扱う本作は批判の対象になりそうですが、この映画の本質はそんなに単純ではないと反論したくなります。4Kレストア版は原色の映像美がとても素晴らしかったです。
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